女優の美村里江が、29日に放送されるTBS系日曜劇場『Get Ready!』(毎週日曜21:00~)の第4話にゲスト出演することが28日、発表された。

  • 古賀洋子役の美村里江

本作は、多額の報酬と引き換えに手段を選ばず患者の命を救う正体不明の闇医者チームの物語で、堤幸彦氏が演出を担当。昼間は自身の店であるパティスリー「カーサブランシェ」でパティシエをしている孤高の天才執刀医・波佐間永介(通称:エース)を妻夫木聡、その相棒である交渉人・下山田譲(通称:ジョーカー)を藤原竜也、凄腕オペナース・依田沙姫(通称:クイーン)を松下奈緒、若き万能ハッカー・白瀬剛人(通称:スペード)を日向亘が演じている。

明日29日放送の第4話は、ゲストに美村里江、青柳翔を迎える。美村が演じるのは余命半年の天才彫刻家・古賀洋子。千代田医科大学附属病院で手術を断られた洋子は、勝手に病院を抜け出し自身のアトリエへと帰ってしまう。洋子の恋人でキュレーターの倉木恵一郎(青柳翔)は、対応した医師・染谷(一ノ瀬颯)に「仮面ドクターズをご存じですか?」と問う。どうしても洋子を助けたい恵一郎は、ネットで彼らの存在を知ったのだった。

さらに今回は、クイーンがまさかの交渉役に!? これまで隠されていた、クイーンの意外過ぎる過去が明らかになる。そして、命か才能か、極限の選択を迫られた洋子に、クイーンが述べた言葉とは……。

美村里江のコメントは以下の通り。

――天才彫刻家・洋子を演じるにあたってどのような役作りをされましたか?

台本ではメインの皆様の関係性を興味深く楽しみつつ、洋子の役柄、何より「彫刻家」という部分をどう据えるか色々考えました。しかしご指導くださった大森暁生先生のアトリエに彫刻練習でお邪魔した際、ストンと胸に落ちました。今回はアトリエの雰囲気が洋子の中心を作ってくれたと感じています。

――生命か才能か、極限の選択を迫られる役ですが、現場での雰囲気はいかがでしたか?

彫刻作業のシーンが多いので撮影進行は大変だったと思いますが、私はとても楽しかったです。極限の場面こそ合間に笑って息抜き出来たので助かりました。仮面ドクターズの皆さんは限られた視界や発声など工夫が必須で、それぞれの熟し方が印象的でした。

――視聴者へメッセージをお願いします。

「生命以上に重いものはない」という常套句はどこまで通用するのか。ドラマ的な特殊部分もありますが、身近な問題も感じていただけたら幸いです。

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