スパコロは1月24日、「ユーザー意識可視化調査 USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)編」の結果を発表した。調査は2022年12月21日〜22日、15歳〜69歳の1万97人を対象に行われたもの。

  • USJの認知・利用状況

まず、USJの認知・利用状況について見てみると、認知率は89.9%、利用経験率は50.4%で、1年以内利用率は8.7%という結果となった。

USJにて昨年秋以降に実施していた「イベント割 スタジオ・パス&日本中から大阪いらっしゃいキャンペーン2022」の利用状況については、「利用した/利用予定あり」は13.1%、「利用していない」は86.9%という結果に。

  • キャンペーン期間にUSJ行った・行く予定の人の割合

認知者の約1割がキャンペーンを利用しUSJを訪れた、または訪れる予定であることがわかる結果となった。

USJに行くきっかけとなる情報は、上位から「テレビ番組/テレビCM」(50.0%)、「友人・知人・家族のクチコミ」(30.6%)、「インターネット上の広告」(20.7%)、「SNS」(20.5%)が続いた。

  • USJに行くきっかけとなる情報TOP10

USJの利用目的については、上位から「家族旅行」(37.5%)、「友人との旅行」(30.1%)、「恋人・配偶者とのデート」(22.1%)、「修学旅行」(12.0%)という結果となった。上位には、家族や友人、恋人との旅行目的での利用が挙がっている。また、5位には「旅行支援等クーポンの利用・消費」がランクインした。

  • USJを利用する目的TOP10

USJ利用者に聞いた満足度項目を見てみると、満足度の高いものには「空間演出」(80.0%)や「スタッフの対応」(78.1%)、「撮影スポット」(76.1%)が挙がり、施設のコンテンツでは約8割の利用者が満足していることが分かった。

  • USJ項目別満足度

一方で、満足度が低い項目には「待ち時間」(47.3%)や「アプリの使いやすさ」(62.2%)、「チケットの買いやすさ」(65.6%)など、施設を利用するための仕組みに関連する項目が挙げられた。

評価の内訳をみると「総合満足度」は86.3%となっており、総合的には利用者の9割が満足していることが分かる。