羽田空港は、英国のCIRIUMが調査した2022 年定時出発率(グローバル部門)で、昨年に続き2年連続で世界1位を獲得した。

羽田空港は、第1、第2ターミナルを日本空港ビルデングが、第3ターミナルを東京国際空港ターミナルがそれぞれ所有、管理・運営しており、定時出発率90.33%、運航便数37 万3,264 便、運航路線数97路線となった。

Ciriumは、航空データの取り扱いと分析を行う企業で、航空会社と空港のパフォーマンスの世界的基準となる2022年定時運航レポート「THE ON-TIME PERFORMANCE REVIEW 2022」を発表。(航空会社は定時到着率、空港は定時出発率で評価している 。

空港別のデータでは、発着便の多い順に「ラージ(大規模)」「ミディアム(中規模)」「スモール(小規模)」と分類。定刻に対して15分以内の出発を「定時出発」と定義し、各空港とも予定されていた便に対し、月間の実運航の発着データが80%以上取得できたものを対象としている。

またラージ部門のうち、運航便数が上位10%で、アジアや欧州、北米など3 地域以上に運航する空港を、発着規模が最も大きい「グローバル」部門としているとのこと。