元メジャーリーガーの松井秀喜氏が16日、YouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』に出演。動画「【松井秀喜さんが敵わなかった選手を告白】そして夢の公約も発表! 雑談魂100万人達成でお祭りを起こすぞ! プロ野球ファンの皆さん、登録お願いします!【ゴジラin NYC (4)/7】」内で、自身の“指導者としての強み”を明かした。
「バッターの才能として敵わない選手はいますよ」「やっぱり間近にいたのが……ヤンキースでしたんで」と、A・ロッド(アレックス・ロドリゲス)氏、ジェイソン・ジアンビ氏、ゲイリー・シェフィールド氏の名前を挙げた松井氏。
彼らのバッティングについて語るなかで、上原浩治氏が「A・ロッドは(スイングスピードが)速いと思ったことがない。ただ、当たったら飛ぶのよ」と率直な感想をこぼすと、松井氏もそれに同意。上田まりえの「何が違うんでしょうね?」という問いかけには、「やっぱりパワーなんでしょうね」と答える。
また、上田から「(そうした選手たちを間近で見て)自分の打撃に生かそうと思ったことやヒントになったことってありますか?」と聞かれると、「ありますよ」と即答。「なんでこのバッターはこんだけ打つのかな? 何がいいのかな? 逆にこのバッターはここをこうしたらもっと良くなるんじゃないのかな? っていう見方もするしね」「いろんな選手のバッティングを見てると勉強になるというか、色々考えさせられる」と打ち明ける。
そして、上原氏が「その考えが今の指導に生きてるとかってあるんですか?」と水を向けると、「あります」「自分の一番の強みというか自慢は、世界最高のバッターをいつも目の前で見てきたこと」「それを見てたってことは、自分のなかでの一番の財産」「(指導を受ける選手も)そういう選手の名前が出てくるとピンと来る」と、しみじみと語っていた。