学情は1月11日、「人的投資」に関する調査結果を発表した。同調査は2022年12月9日~14日、企業・団体の人事担当者370人を対象に、インターネットで実施した。

  • 人的投資への関心が高まっていることを受け、対応していますか

人的投資への関心が高まっていることを受け、対応しているか尋ねたところ、21.4%が「している」と答えた。「対応に向けて準備している」「対応を検討している」と回答した企業は約6割で、多くの企業が対応を模索している段階であることがわかった。

人的投資によって解決を期待している課題を聞くと、37.6%が「社員の定着における課題」と答えた。次いで「採用における課題」(25.8%)で、人への投資を強化することで、社員の定着や採用力の向上を図りたいと考える企業が多いことわかった。

  • 人的投資によって解決を期待している課題

人的投資強化のために、対応していること・対応を準備していることについて尋ねると、「研修機会の拡充」(62.4%)が最も多く、「人事評価制度の変更」(50.2%)、「年収の引上げ」(34.5%)、「経験者採用の拡充」(32.1%)と続いた。

  • 人的投資強化のために、対応していること・対応を準備しているこ