岡永は2月4日の"立春の日"、早朝に搾った「縁起酒」をその日のうちに楽しむ体験ができる「立春朝搾り」(純米吟醸もしくは特別純米 生原酒)を全国35都道府県43蔵で一斉開催する。
立春朝搾りは、「日本名門酒会」(岡永主宰)が全国の協力蔵元に呼び掛け、地元の加盟酒販店と協力して行う地域ネットワーク共感活動。蔵元では立春当日に合わせて最高の状態で酒搾りができるよう、「大吟醸より神経を使う」という杜氏泣かせの仕込みが行われる。
また縁起酒は、立春の日の朝に搾り上がった生原酒を地元の神社でお祓いしてもらい、造る人・届ける人・飲む人、「立春朝搾り」に関わる全ての人の無病息災、家内安全、商売繁盛、疫病退散を祈願したもの。その日のうちに飲めるよう、早朝に酒販店が蔵元に訪れ、予約分を車に積み込み店舗に持ち帰るのだそう。
1998年にたった一蔵で取り組み約4,000本(720ml換算)でスタートして以来、年々参加蔵元・参加酒販店を増やし、昨年には27万1,996本(720ml)を出荷。今年で26年目を迎える本活動は、35都道府県43蔵で開催され、28万本(720ml換算)を超える出荷を予定している。