歌手の氷川きよしが30日、東京・新国立劇場で行われた『第64回輝く!日本レコード大賞』(TBS系17:30~22:00)に出演し、優秀作品賞に選出された「甲州路」を歌唱した。
年内で活動を休止する氷川。「22歳でデビューさせていただいてずっと歌ってきましたけど、ちょっと寂しいんですけど次のステップに向けてまた新しく歌の道をいつかまた歩みたいなと思います」と話した。
22年連続で優秀作品賞を受賞。2000年の最優秀新人賞を含めて23年連続で出演し、2006年には「一剣」で大賞に輝いた。
今回、これまでの出演を振り返るVTRを放送。氷川は「やめてください、恥ずかしいから。そのとき必死になって歌っているんですけど必死すぎて恥ずかしいんですよ」と照れるも、「今見たらこれも自分だなと思いました。みんながやってなことをやりたかったので、いつも新しいことをやりたくて、いろんな服を着ていたなと」と語った。
さらに、「本当に多くの皆様に応援していただいてここまで歌ってこられました」とファンに感謝し、「これからも大好きな歌を歌い続けていきたいなと思いますが、ちょっとお休みをさせていただきますので、皆さんどうぞ体に気をつけて心も体も元気でいてください」と笑顔でメッセージ。そして、受賞曲「甲州路」を披露し、美しい歌声で観客を魅了した。
撮影:蔦野裕