2020年11月にアイドルグループのマジカル・パンチラインを卒業後、2021年にグラビアデビューを果たした小山璃奈。16日に発売した1st写真集『Last Teen』は自身の夢であり、これまでの経験の全てを出したという。
今回のインタビューでは、写真集撮影のエピソードをはじめ、アイドル時代を含め自身の10代の振り返りながら、間もなく迎える20代に向けた心境や女優として変化を語ってくれた。
■ファン待望の1st写真集は「理想通りの1冊」
――1st写真集『Last Teen』の発売決定を聞いたときの心境はいかがでしたか?
私にとって写真集は、ずっと夢でもあったので、初めて写真集が出ると聞いたときは、嬉しさより驚きが勝ってしまって(笑)。だんだん落ち着いてきたら、喜びがわき上がってきました!
写真集はグラビアを始めたときからの目標でもあったので、まさかこんなに早く叶うとは……。写真集発売の発表をさせていただいたときも、ファンの方もすごく喜んでくださったのが印象的でした。前々から、「写真集を見たい!」「写真集発売待ってます」というお声をいただいていたので、応援してくれるファンの方にお返しができてうれしいです。
――ファンの方も念願だった1st写真集で、ご自身も目標の1つだったと。撮影にあたって、イメージしていた理想像はありましたか?
実は発売が決まってから、いろんな方の写真集を見させていただいて。写真集といえば、海というイメージがあって、とてもフレッシュな感じがすごくいいなと思っていました。あと、個人的に決めているカットよりナチュラルな表情や雰囲気が好きなので、そういう撮影になればいいなと! 今回の写真集では海でも撮影できましたし、すごく自然体な姿をたくさん撮影していただいたので、理想通りの1冊に仕上がりました。
――理想が叶ってよかったです。そんな撮影で思い出深いエピソードはありますか?
2日間にわたって都内と千葉で撮影をしたんですが、2日目にフェリーに乗って撮影しながら移動したときに、すごい数のカモメがフェリーと並走しながら飛んでいて。そのカモメにすごく上手にお菓子をあげているおじ様がいらっしゃって、それを見た私とスタッフさんでやってみたんですけど、全然カモメたちが食べてくれなくて(笑)。「プロの技だ……」と感動したのが印象的です。
――投げる側の技術が必要だったんですね(笑)。
あとは、先ほども話した海での撮影もよく覚えています。制服姿で海に行って、水に濡れながら撮影したカットは、有名な清涼飲料水の某CMをイメージして撮影しました(笑)。写真集で使われているカットもすごく爽やかで、まさに青春! というのが伝わるいい写真が撮れたなと。
■グラビアデビューから培った経験値「全部出せたなと…」
――確かに言われてみるとそのイメージが伝わります(笑)。昨年3月のグラビアデビューから、カレンダーなどたくさんの撮影を経験されてきたと思いますが、今回の撮影で活かせた部分はありましたか?
ファッション誌や洋服を着た撮影が多かったので、グラビアを始めた当初はどういう風に見せればいいのか戸惑いもありました。でも、ありがたいことに雑誌やカレンダーなどたくさん経験をさせていただいて、徐々に「こういう風にすればこう見える」といったイメージができるようになってきました。
自分が出た雑誌はチェックするタイプなので、そこに掲載されているほかの方のグラビアも結構見るんです。こういうポーズもあるんだ! とか、こうするとここが綺麗に見えるとか、勉強してポージングも徐々に引き出しが増えてきたので、今回の写真集撮影では今まで培ってきたものを全部出せたなと思います。