アイドルグループ・Snow Manが、23日に発表された「オリコン年間ランキング 2022」の「アーティスト別セールス部門・音楽ソフトランキング」で118.6億円の売り上げを記録し、1位を獲得した(オリコン調べ・集計期間2021年12月27日付〜2022年12月19日付)。

売上の内訳は、シングルが31.9億円、アルバムが42.9億円、ミュージックDVD・BDが43.9億円となっており、シングル、アルバム、音楽映像作品すべての売り上げが大きく作用し、年間1位となった。

アルバムでは、「年間ランキング2022 作品別売上数部門」の「アルバムランキング」で1位になった、9月発売の2ndアルバム『Snow Labo. S2』が大きくけん引。最新の12/19付では累積売上は98.6万枚でミリオン目前となっている。音楽映像作品では、5月に発売された『Snow Man LIVE TOUR 2021 Mania』が、オリコン史上初となる「1st音楽映像作品から2作連続初週30万枚超え」を達成。「年間ランキング 作品別売上数部門」の「ミュージックDVD・BDランキング」でも、期間内売上57.0万枚で2位に入っている。

そして、シングルは、3月発売の「ブラザービート」と、7月発売の「オレンジkiss」のどちらも好セールスをマーク。「年間ランキング 作品別売上数部門」の「シングルランキング」では、「オレンジkiss」が期間内売上93.5万枚で2位、「ブラザービート」が期間内売上88.9万枚で3位にランクインし、2作品がTOP3入りを果たした。

コメントは以下の通り。

■Snow Man

――今年2022年度、シングル・アルバム・音楽映像作品からなる「音楽ソフト」の総売上金額が最も高かったアーティストを発表する「オリコン年間ランキング アーティスト別セールス部門 音楽ソフトランキング」で、期間内売上118.6億円を記録し、1位を獲得しました。受賞の感想を聞かせてください。

目黒蓮:何回この場にきても、やっぱりとても嬉しいなって思います。はじめの頃と嬉しさの気持ちが何も変わらないくらい、本当に嬉しいです。ファンのみなさんとこのような記録を立てられたというのがいちばん嬉しいですし、まずはファンのみなさんに「おめでとうございます」と、僕たちからも言いたいなと思います。ありがとうございます!

――“2022年度、日本でいちばん音楽ソフト(シングル・アルバム・音楽映像)を売り上げたアーティスト”がSnow Manということになります。「多くの人が手に取ってくれたんだな」と感じた瞬間や、実感したエピソードを教えてください。

ラウール:僕たちはライブの途中でトークのコーナーがありまして、そこでよく「アルバムを手に取ってくれた人―!」みたいな感じで聞くんです。ほとんどの人がペンライトを振って、手に取ったよということをアピールしてくれる。自分たちを好きでいてくれても、アルバムとか自分たちが作った音楽ソフトを手に取るというのは当たり前のことではないと思うので、すごく嬉しいんです。自分たちも新しい作品作りに真剣に向き合わなきゃなと、身が引き締まりますね。

――シングル「ブラザービート」では、深澤さんの歌う「イーアルサンスー」の部分を多くの方が真似したり、アルバム『Snow Labo. S2』のリード曲「JUICY」では、サビの振り付け“バランすのダンス”が話題となるなど、反響もたくさんあった1年かと思います。印象深いエピソードを教えてください。

深澤辰哉:本当にたくさんの方々が、いろんなSNSを使って、⼀緒にSnow Manを広めてくれたなというのを改めて感じました。最近はロケによく行かせていただくんですけど、小さな幼稚園生の子とかが「運動会で『ブラザービート』を踊りました!」とか、そういう声をたくさん聞くので。Snow Manの楽曲がそういうところでも聴いていただけているというのが、今でも正直、信じられないくらい嬉しいんです。本当にありがとうございます!

向井康二:“バランすのダンス”ね。

阿部亮平:岩本さんが振り付けですから。

向井:いろんな人がマネしてくれてますからね。何かエピソードはありますか?

佐久間大介:僕の姪っ子がいまして。姪っ子が「JUICY」を見ながら机に手をついて“バランすのダンス”を練習してるんですよ。まだ2歳なんですけど、2歳でもできるんだなっていうのが嬉しかったですね。

岩本照:良かったです!

阿部:すごいほっこりするね、それ。

――多くの作品をリリースされたほか、2年連続となる有観客でのツアーも実現されました。今年2022年の音楽活動を振り返っていかがでしょうか。

阿部:今年も有観客でのツアーができています。その中でも、今年は会場が少し増えて、より多くのファンの方と⼀緒に過ごすことができているので、僕たちも嬉しいですし、来年はもっとたくさんの人とライブという時間をわかちあえるようになりたいなと思うようになりました。また、全部の公演、9人で何事もなく公演ができたこともすごく嬉しく感じております。

――今年1年を漢字一文字で表すと何になりますでしょうか。理由も一緒にお願いします。

阿部:きましたね!

深澤:去年は「共」という字でしたよね。

岩本:じゃあ、今年の漢字は何にしますか?

阿部:⼀応、2つ考えておきました。

一同:あら!

向井:教えてよ!

阿部1個は、やっぱりアルバムの作品名の『Snow Labo. S2』が実験室というところから、何ごとにもいろんな分野に挑戦していくという意味もあって。

深澤:まさか、「挑」ではないですよね?

阿部:「挑」です(笑)。

一同:(笑)。

佐久間:“挑む”ね。

阿部:やっぱり各々の、個人での活動でも挑戦するようなことが多かったから。1個目は「挑」。で、もう⼀個が、歓喜の「歓」。

渡辺翔太:「個」かと思った。

向井:色々ありましたからね。

阿部:歓喜の「歓」の理由としては、こうやってたくさん記録もできて、ファンの人と喜びを分かち合うことも多かったですし。あと、ちょっとずつライブでも歓声を聞くことができるようになってきたというところもあるんですよね。

ラウール:まぁ、そういうのもひっくるめて、今年は「絆」に……。

一同:あははははははは!

深澤:全然違うじゃん!

岩本:ひっくるめた(笑)?

向井:「ブラザービート」でね。絆という意味もありますから(笑)。

阿部:おい(笑)!

ラウール:うそうそ!

渡辺:ははははは。ねぇ、おしとやかにやってんだからさ、笑わせないでよ(笑)。

佐久間:頼むよ~(笑)。

向井:だから、まとめよ! まとめて、今年の一文字はっ!

ラウール:じゃあ、まとめて阿部ちゃん。

阿部:オッケー! ……では、今年の一文字は……「絆」で!

一同:おい(笑)!

向井:いや、でも「絆」いいよ。

佐久間:いい漢字ですね。

目黒:いちばんいい笑いの形だね(笑)。

ラウール:どれも全部よかったよ。

向井:んー、でも「絆」の方がみんな拍手が大きかった(笑)。

目黒:そうそう、綺麗だった(笑)。

阿部:俺、振りだから。

向井:ありがとね。いつもありがとう!

ラウール:うん、(振りが)素晴らしかった(笑)。

渡辺:でもさ、今みたいに、阿部ちゃんが考えてきてくれたものとかを、またラウールとかがいきなり味付けしたりとか……。

ラウール:味変?

岩本:ちょい足し(笑)?

渡辺:そういうのをいきなりあうん(の呼吸)でできるっていうのは、この関係性があってこそなのかなと思うので。いま、このくだりで「絆」を感じました。

一同:おおお~

ラウール:いいこと⾔うねぇ。

深澤:素晴らしい!

──来年2023年はどんなことに挑戦したいですか?

宮舘涼太:グループでは、やっぱり大きなところでライブをしたりとか。今回のツアーを経てわかったんですが、来れなかった方々がたくさんいらっしゃると思うんです。もっともっといろんな方にSnow Manの魅力を知ってもらいたいので、大きなところで、みなさんでライブができたらなというふうに思いますね。

深澤:個人でもあるんですか?

宮舘:個人では、乗馬ですかね。

一同:乗馬……??

深澤:なぜ乗馬!?

宮舘:やっぱり時代劇とかに出たいので。そういう部分では乗馬は必須かなと。

深澤:乗馬は必須(笑)。

向井:いいね。

――最後に、作品を手に取ってくださった方、応援している方に向けて、メッセージをお願いします。

岩本:僕たちのCD、DVDを手に取ってくださってありがとうございます! みなさまのおかげでこのような素晴らしい賞をいただけたこと、本当に感謝しております。これからも日頃サポートしてくれるみなさま、応援してくれるみなさま、そしてまだ僕たちのことを全然見ても聴いてもないというみなさまにも届くくらいの熱いエネルギーで、瞬間瞬間を大事に、これからも⼀歩⼀歩丁寧に進んでいきたいなと思います。これからも応援のほど、よろしくお願いします!

一同:お願いします!

岩本:以上!

一同:Snow Manでした!