フジテレビ系バラエティ特番『ドリフに大挑戦 あけましていい正月だなスペシャル』(1月1日17:00~)では、「雷様」コントに加藤茶が初登場する。

加藤茶(左)と高木ブー=フジテレビ提供

「雷様」は、いかりや長介さんが黒、高木ブーが緑、仲本工事さんが赤の雷様に扮して愚痴を言い合いながらコントを繰り広げる『ドリフ大爆笑』で生まれた国民的人気キャラクター。そんな名作に、青い雷様の衣装を身にまとって現れた加藤だが、よく見るとそこには丸眼鏡にちょびひげがトレードマークというおなじみの姿が。それを見た高木も思わず「角がない~!」と言ってしまうほど、強烈なキャラクターで雲の上にやって来る。

雲の上にはほかにも、前回の放送でも登場した、いかりや長介さんに扮する黒の衣装に身を包んだ肥後克広(ダチョウ倶楽部)の姿も。周囲も思わず「似てる!」と話すほどの存在感で、今回も笑いを誘っていく。そしてもう1人、ギターを抱えてすわ親治が参戦。高木も「ひとりになってしまった雷様が2023年進化していきます」と話すほど、笑いあり音楽ありで、にぎやかに展開される。

ほかにも、コント「忠臣蔵」を新旧織り交ぜて放送。当時のザ・ドリフターズのメンバーでのコント映像と、今回カンニング竹山や飯尾和樹(ずん)、シソンヌ、錦鯉が大挑戦したコントを、神田伯山の口上で届けうr。まるで時空を超えて一本の作品を見ているかのように、“ドリフの世界観”を紡いでいく伯山の語りに、スタジオで見ていた高木や加藤らも「すごく豪華」と思わず見入ってしまうほどのコント作品に。

自分たちが演じたコントと、後輩芸人たちが演じたコントを見ていた高木が「新しい忠臣蔵も面白いね!」と話せば、加藤も「“新旧”こういう見せ方もいいですよね。新しいメンバーも一生懸命やってくれてすごく面白いし、楽しかった」とコメント。それを見ていた劇団ひとりやサンドウィッチマンから、コントをやるにあたっての緊張について聞かれた加藤は「間違っても志村けんが必ずつっこんできてくれるから、安心してぼけられる。何をやってもつっこんでくれるからそれがうれしい」と当時の思い出を回顧する。

コメントは、以下の通り。

■高木ブー
「みんなにサポートしてもらって、お正月の特番を作りました。お正月は是非ドリフターズを見て、皆さんで初笑いしてもらえるとうれしいです。ひとりになってしまった雷様が2023年進化していきます。雷様ファミリーを目指します。加トちゃんも僕も頑張りました。懐かしいコントもパワーアップして戻ってきました。どうぞご覧下さい」

■加藤茶
「やっぱり若い人たちとこうやってコントできるのがうれしいです。2023年もいろいろなコントを一緒にやりたいですね。できれば100歳まで頑張っていきたいと思います。今回、僕たちがやった忠臣蔵のコントと、挑戦してもらったコントを見たんですが、“新旧”こういう見せ方もいいですよね。新しいメンバーも一生懸命やってくれてすごく面白いし、楽しかったです。雷様は、仲本の葬式の時に、ブーさんと今後の話をすることがあって、“1人になっちゃったけど雷様は続けた方がいい。俺も手伝うから”という話をして、今回実現しました。それに、“ドリフ3人でできる”と思って作っていたコントが今回あります。志村や仲本が突然いなくなったみたいに、明日どうなるかなんてわからない。だから、今しか見ることができない僕たちのコントを楽しんでもらえたらうれしいです」

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