日向坂46の金村美玖が20日、都内で行われた1st写真集『羅針盤』(発売中 2,300円税込 発売元: 光文社)の発売記念会見に出席した。

日向坂46の金村美玖

同写真集は、北海道、京都、和歌山、ヨロン島を舞台に、19 歳の秋から初夏にかけて撮影が行われ、真冬の北海道の美しい雪景色、マイナス30℃の氷の世界、制服で味わう修学旅行気分、念願だった京都での振袖撮影、ヨロン島の雄大な自然など、さまざまな感動に出逢いながら、写真集の撮影を通して少しずつ大人になっていく姿を収録。初めての水着ショットやランジェリーショットにも挑戦し、かわいいだけでなく、大人な一面もたくさん詰まった1冊になっている。

お気に入りカットは2枚あるそうで、まず小樽のホテルのベッドでまどろむ写真を挙げた金村は「こちらはもともと本編に入る予定ではなかったんですけど、自分で写真を見て、レンズの奥のほうでファンの人と目が合っている感じがするかなって思ったので入れさせていただきました」と明かし、次にヨロン島で撮影した幻想的な写真を挙げると「鮮やかなブルーが印象的でだと思うんですけど実は天気が悪くて、逆に見たことのないような空と一緒に撮影できて、自分ではツイているなと思ったので一押しです」とオススメした。

また、水着やランジェリーでの撮影にも挑戦した点については「坂道グループの先輩方もたくさん写真集を出されていて、私もいつか写真集を出すことが夢だったので、今回チャレンジさせていただいたことも嬉しかったんですけど、自分なりにきれいに見ていただけるように頑張りました」と打ち明け、抵抗などはなかったか追求されると「先輩方の写真集(のランジェリーカット)はすごく天使のようだなと思って、私もこんな風になれるかはわからないですけど、それを残せるのも貴重な機会だなと思っていたので、抵抗という感じではなく、頑張ろうという気持ちのほうが大きかったです」と吐露した。

そんな同写真集を母親に見せたそうで「渡して時間が経ってから様子を見たら大号泣していて、それは嬉し涙だったみたいで、家で見る顔もあるし、アイドルとしての美玖もあって素敵だったって言葉をかけてもらいました。すごく胸が熱くなりました」としみじみと語り、同写真集に自己採点を求められると「無量大数でお願いします(笑)」と自信を覗かせたが、セカンド写真集が出た際にハードルが上がってしまわないかと心配の声が飛ぶと「確かに…考えてなかったですね。日本語で無量大数より上の数字を探してこようと思います(笑)」と笑った。

さらに、今年9月に20歳となった金村は、大人になった実感はあるか尋ねられると「何かが劇的に変わったかと言われると、そうでもないんですけど、責任だったり自覚は持たないとなとすごく感じます。アイドルの活動をさせていただいている中で、気を引き締めてファンの人とも関わっていきたいなと思っています」と言葉に力を込め、お酒は飲んでいるかとの問いには「ちょこっとだけ、お家で乾杯したんですけど、私の家系はお酒が弱くて、弱いチューハイを1缶飲んだだけで"もう大丈夫です…"って感じだったので(笑)、あまり強くはないかもですね」と明かした。

そして、2022年はどんな1年だったか聞かれると「この写真集を1年かけて撮影から発売までやっていた年なので、まさに写真集の年、そして日向坂としては東京ドーム公演を終えて盛り上がった年だなと思っているので、忘れられない1年になったなと思います」と感慨深げに語り、漢字一文字で表現するようお願いされると"輝"と答え「私だけではなくみんなが輝いた年だったかなと思います」とコメント。来年については「この写真集を経て、またひとつ新たに自分の頑張るべきことが見つかったかなと思っているので、個人としてもグループとしても精進できるように、そして4期生も追加されてグループとしても大きくなったので、日向坂をもっともっと大きいグループにできるように頑張りたいと思います」と力強く語った。