2023年3月5日にスタートするスーパー戦隊最新作が、シリーズ史上初の王様戦隊にして、史上初の昆虫モチーフ『王様戦隊(おうさませんたい)キングオージャー』であることが発表された。
『王様戦隊キングオージャー』は、圧倒的な強さの象徴である「王様」がヒーローとなって平和を守る物語になっているという。さらに5人のヒーローとともに人々を守るため敵と戦うのは「昆虫モチーフのロボ」。【5人の王様×昆虫ロボ】というスーパー戦隊シリーズ史上初の組み合わせ、そしていまだかつてない壮大なスケールでヒーローたちの戦いを描くファンタジー大作が繰り広げられる。
本作のポイントとなるのは、なんといってもヒーロー5人が王様であるというところ。守護神が宿る最強国「シュゴッダム」の“自称”王様・クワガタオージャー(レッド)、テクノロジーの国「ンコソパ」の国王・トンボオージャー(ブルー)、芸術と医療の国「イシャバーナ」の女王・カマキリオージャー(イエロー)、氷雪の国「ゴッカン」の国王・パピヨンオージャー(パープル)、農業の国「トウフ」の殿様・ハチオージャー(ブラック)が、チキューの人々に襲い掛かる敵・地帝国「バグナラク」に立ち向かう。
王者の証でもある変身剣「オージャカリバー」や「キングズウエポン」という変形盾の武器を手にした王様ヒーローたちは、「キングオージャー」というロボットに乗って敵と戦うのですが、このメンバーは揃いも揃って超キャラの濃いキャラクターで……。どんな個性をもった王様たちが勢揃いするのかは追って発表される。
さらに、気になる本作のロボは、昆虫型機械生命体「シュゴッド」。この昆虫モチーフのシュゴッドは、かつてチキューを守っていた守護神なのだった。各国の王様たちは、オージャカリバーを介してシュゴッドと交信しながら国を守り続けている。
クワガタオージャー(レッド)のシュゴッドは「ゴッドクワガタ」、トンボオージャー(ブルー)のシュゴッドは「ゴッドトンボ」、カマキリオージャー(イエロー)のシュゴッドは「ゴッドカマキリ」、パピヨンオージャー(パープル)のシュゴッドは「ゴッドパピヨン」、ハチオージャー(ブラック)のシュゴッドは「ゴッドハチ」――。
そして、「ゴッドテントウ」「ゴッドクモ」「ゴッドアント」と、シュゴッドが合体すると、王様たちが乗る最強ロボ「キングオージャー」が誕生。カラフルでパワフルな昆虫ロボがどんな戦いを見せるのか……今から期待が高まる。
平和を守る王様たちの活躍を描く本作の脚本を担当するのは高野水登(たかの・みなと)氏。ドラマ『真犯人フラグ』や、ドラマ・映画『賭ケグルイ』などの話題作をはじめ、『仮面ライダーゼロワン』(第23、24話)も手掛けたヒットメーカーが、『王様ヒーロー×昆虫ロボ』という斬新な世界観で、スーパー戦隊シリーズの新たな扉を開く。また、本作の監督は、これまで『騎士竜戦隊リュウソウジャー』や『仮面ライダー』シリーズなどを手掛けてきた上堀内佳寿也(かみほりうち・かずや)氏。ほか、アクション監督は自身もスーツアクターとして活躍する渡辺淳(わたなべ・じゅん)氏、特撮監督は佛田洋(ぶつだ・ひろし)氏が担当する。プロデューサーは東映の大森敬仁氏、望月卓氏、湊陽祐氏ら。