日本テレビの佐藤真知子アナウンサーが、3rdシングルを18日に配信リリースする。

佐藤真知子アナ=日本テレビ提供

佐藤アナがMCを担当する同局の番組『イントロ』(毎週日曜25:25~ほか)の新エンディングテーマとなる新曲のタイトルは「ポラリス」。日々の生活の中で誰もが経験する行き詰まりや戸惑いの中でも、ふと顔を上げると道標のように輝く北極星(=ポラリス)から、佐藤アナが自らタイトルを付けた。

作詞作曲は、デビューシングル「Starting Point」、2ndシングル「おやすみ」に続き、元un-sight coloursのフロントマン、シンガーソングライターのモリモトナオユキ氏。コーラスとして民謡日本一に4度輝く歌手・竹野留里さんも友情参加しており、明るいメロディに優しい言葉を乗せ、頑張っている人の背中をそっと押してくれるポジティブソングとなっている。

フォトグラファーの小柴尊昭氏が撮影したジャケット写真の撮影は、『イントロ』が番組立ち上げ当初に収録場所として使用していた東京・日本橋のビル「THE.A.I.R BUILDING」で実施。原点の地の屋上で、佐藤アナが空を眺めている様子が印象的な1枚だ。

コメントは、以下の通り。

――3曲目をリリースすると聞いた時の気持ちは?

またこの季節がやってきたかぁ…。というのは冗談でして(笑)、こんな素敵な機会をまた頂けたことに、「本当にありがとうございます」という感謝の気持ちでいっぱいです。

――これまでに佐藤アナがリリースした曲を聴いた周りの方の反応は?

家族や友人、同僚などからは、「曲の本気度がすごい!」と驚かれます。好きなことをやらせてもらえて良かったね、真知子にしかできないよ、なんて温かい言葉もかけてもらって、本当に幸せ者です。また、SNSで、視聴者の皆さんからメッセージを頂くこともあります。「受験期に聞いて、背中を押され、無事第一志望に合格できました!」や、「優しい歌声に励まされてます」など、歌っていなかったらかけてもらえなかったような素敵な言葉ばかりで、素直に嬉しかったです。

――新曲のデモを最初に聴いた時の感想は?

自分がいま伝えたい気持ちは何だろう、聴いてもらった人にどんなことを感じてもらいたいだろう、と考えた時に、やはり明るい気持ちで、前向きになってもらいたい、というのが一番でした。その意向を作詞・作曲のモリモトさんにもお伝えしたところ、私のイメージを遥かに超えた、アップテンポで、光が差すような明るい曲調で、ひと目惚れならぬ、ひと"耳"惚れしました。

――新曲「ポラリス」ネーミングの由来は?

ポラリスは「北極星」を意味する言葉で、以前、このイントロでビジョンライターという仕事をされている澁江俊一さんに教えてもらった言葉なんです。澁江さんは、目指すべき方向性やビジョンを「北極星」と称して、それぞれの北極星を共に探し、それを言葉として表現する仕事をされている方。当時、私も澁江さんに北極星を考えてもらい、言葉をプレゼントして頂いて、心底感動しました。それ以降、私の頭の中にずっとこの北極星という言葉があり、いつしか、この番組が、見ている方の「北極星探しの手助け」になれば嬉しい、と思うようになりました。

今回の曲は、そんな私の想いが反映された楽曲でもあるので、このタイトルがぴったりだと思いました。

――打合せ、練習、レコーディング、ジャケ写撮影など「ポラリス」完成までのエピソードで、印象に残っていることはありますか?

個人的な話ですが、実は私の中学時代からの親友がたまたま日本テレビ音楽に勤めていて、今回私の担当として、一緒に仕事をさせてもらいました。音楽に精通している彼女に、楽曲決めの段階から相談し、レコーディング前には練習にも付き合ってもらい、感謝しかありません。職種は違えど、かつてミュージカル部で青春を共にした親友と、こんな形で仕事ができるとは、当時は夢にも思っていなかったので、不思議な気持ちもありますし、感慨深かったです。

――アナウンサーとしての目標とは別に、歌い手としての目標はありますか?

真面目に答えるのはとてもお恥ずかしいのですが…、やはりミュージカル部出身者としては、いつか実際にお客様の前で、生で歌をお届けする機会があれば嬉しいです!そして、持ち歌が3曲できましたので、そろそろアルバム制作も夢じゃないなぁ、と(笑)。夢は口に出して言った方が叶う、なんて言いますから、ここでちゃんと言っておこうと思います。

――『イントロ』がスタートして2年9か月。今後の抱負を教えてください。

大事にしていることは、当初と変わらず、来て下さったゲストの方に楽しく帰って頂くことと、見て下さっている方に楽しく見て頂くことです。もう一つ加えるのならば、継続は力なりですから、私自身、聞き手として、また人として、成長を続け、このイントロを沢山の方に愛される番組に育てていくことです。引き続き、よろしくお願い致します。