東京都公園協会は、都立8庭園にて2023年1月2日・3日に正月開園を行うことを発表した。門松などの正月飾りを施し、大人も子どもも楽しめるお正月遊びコーナーや記念撮影コーナーなどを用意する。時間は9時~17時(最終入園は16時30分まで)。
対象庭園は、「浜離宮恩賜庭園(中央区)、「旧芝離宮恩賜庭園」(港区)、「小石川後楽園」(文京区)、「六義園」(文京区)、「旧岩崎邸庭園」(台東区)、「清澄庭園」(江東区)、「旧古河庭園」(北区)、「殿ヶ谷戸庭園」(国分寺市)。「向島百花園」(墨田区)は1月4日からの開園となる。
「隅田川七福神めぐり」開催期間中の1月1日~3日は、福禄寿尊堂のエリアのみ利用できる(入園無料)。
「浜離宮恩賜庭園」では、伝統ある鷹狩(たかがり)の技「放鷹術」や、羽根つきや独楽(こま)まわしなどの遊び方を庭園職員が説明する「お楽しみ広場」、庭園ガイドボランティアが、歴史や園内の見所などを分かりやすく案内する「庭園ガイド」を行う。「東京やきもち」など軽飲食、抹茶と上生菓子のセットも販売する。
「旧芝離宮恩賜庭園」では、羽根つきや独楽まわしなどの正月遊びを行う「むかし遊び」、こども用半纏(はんてん)を羽織り、記念撮影を行う「こども記念撮影コーナー」を実施する。
「小石川後楽園」では、羽根つきや独楽まわしなどの正月遊びを楽しむ「こども記念撮影コーナー」、正月らしい設(しつら)えの中で写真を撮ることができる「記念撮影コーナー」、「庭園ガイド」を実施する。庭園が見えるお部屋で楽しむ和定食や抹茶などの販売も行う。
「六義園」は、着物で来場すると、六義園オリジナルポストカードを1枚プレゼント。六義園特製ちょうちんを片手に、法被(はっぴ)姿で記念撮影を楽しめる記念撮影コーナーを設ける。抹茶と上生菓子のセット販売や、庭園ガイドによる新春の園内案内も行う。
「旧岩崎邸庭園」では、生花と金唐紙(からかみ)を展示する。窓口横では、旧岩崎邸庭園オリジナルウィッシングカードに新年の抱負や夢、願い事を書いてウィッシングブースに掛けることができる。独楽まわしや輪投げなど、懐かしい子ども遊びが楽しめる「正月ミニ子ども広場」、抹茶と上生菓子のセットが楽しめる「お抹茶席」も用意する。
「清澄庭園」では、岩崎家ゆかりの都立庭園パネルや、新春の縁起物である福寿草・梅等の寄せ植えの展示を行う。お休み処では、軽飲食を提供。職員の案内で、園内散策を楽しむ「庭さんぽ」や、庭園ガイドボランティアの案内で、園内散策を楽しむ「庭園ガイド」も実施する。
「旧古河庭園」では、羽根つきや独楽などお正月遊びが楽しめる。お正月の雰囲気の中で記念撮影ができる撮影スポットも設置。庭園ガイドボランティアによる園内散策も実施する。
「殿ヶ谷戸庭園」では、新春を飾る庭園の風物詩を紹介。一両・十両・百両・千両・万両と呼ばれる赤い実がなるおめでたい植物を展示した「おめでた植物の箱庭と記念撮影コーナー」を設置する。「正月遊び広場」「庭園ガイド」も実施する。
各公園とも雨天中止のイベントもあり。