東武鉄道は28日、「東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業」に伴う仮線切替工事のため、2023年1月28日の21時頃から終列車まで、東武スカイツリーライン浅草~曳舟間(特急列車は浅草~北千住間)の列車を運休すると発表した。

  • 1月28日の21時頃から終列車まで、東武スカイツリーライン浅草~曳舟間が運休に。特急列車は北千住駅までの運転となる

「東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業」は、墨田区の都市計画事業として、とうきょうスカイツリー駅付近の約0.9km(とうきょうスカイツリー~曳舟間)を高架化するもので、これにより1カ所の踏切が除去され、安全性が向上する。

東武鉄道は墨田区と2017年7月に施行協定を締結して工事を進めており、工事の進捗にともない1月28日の21時頃から終列車までの間、浅草~曳舟間の列車を運休し、仮線切替工事を行う。荒天等の事情で工事中止となった場合、翌週(2月4日)に繰り越される。

なお、浅草~曳舟間の運休中も半蔵門線直通列車は通常通り運転。特急列車については北千住駅折返しで運転が行われる。列車の運休区間については振替輸送を実施する予定だが、時間に余裕を持って行動してほしいと呼びかけている。