ニュートラルワークスは11月24日、「居住地に関する調査」の結果を発表した。調査は11月10日〜16日、日本国内在住者482名(地方在住者53.3%、都会在住者46.7%)を対象にインターネットで行われた。

  • 都会暮らしのメリット

    都会暮らしのメリット

都会在住者に「都会暮らしのメリット」を聞いたところ、「交通の便が優れている」(94.8%)、「日常的な買い物がしやすい」(76.0%)が上位に。一方、「都会暮らしのデメリット」は、「交通渋滞やラッシュに悩まされる」が最多の69.7%。次いで「家の値段と家賃が高い」(64.0%)、「どこに行っても人で混雑している」「物価や生活費が高い」(ともに54.4%)と続いた。

また、都会に住んでいる人がイメージする「地方暮らしのデメリット」を聞くと、「車がないと生活できない」(84.5%)、「買い物が不便」(65.0%)、「仕事が限られている」(48.7%)が上位にあがった。

  • 地方暮らしのメリット

    地方暮らしのメリット

次に、地方在住者を対象に「地方暮らしのメリット」を聞いた。その結果、「人と混雑することが少ない」(58.6%)、「家が広い・土地が安い」(56.7%)がほぼ同率で上位にあがり、都会在住者が感じているデメリットに対し、ほぼ真逆の結果に。

一方、「地方暮らしのデメリット」については、「車がないと生活できない」(77.7%)が突出して多く、次いで「仕事が限られている」(51.9%)が続き、上位回答は、都会在住者が考えている「地方暮らしのデメリット」と大きなギャップがないことが明らかに。しかしながら、三番目に回答数を集めた「給与水準が低い」(48.9%)に関しては、都会在住者がイメージする以上にデメリットと感じている人が多く、都会と地方の給与格差が実態として浮き彫りとなった。

また、地方在住者がイメージする「都会暮らしのデメリット」を聞くと、「家の家賃が高い」(72.2%)、「どこに行っても人で混雑している」(69.2%)、「交通渋滞やラッシュに悩まされる」(68.0%)が上位にあがった。

  • 現在住んでいる場所が自分に合っていると感じますか?

    現在住んでいる場所が自分に合っていると感じますか?

最後に、「現在住んでいる場所が自分に合っていると感じますか?」と尋ねたところ、地方在住者の23.3%が「都会に住みたい」、都会在住者の22.8%が「地方に住みたい」と考えていることがわかった。