ライボは11月21日、「2022年 収入と支出の実態調査」の結果を発表した。調査は11月2日~7日、1年以内~10年以上勤務している社会人634名を対象にインターネットで行われた。

  • 【毎月の収入と支出額】

    【毎月の収入と支出額】

現在の収入と支出のバランスについて聞くと、60.9%が「圧倒的に収入の方が多い」「収入の方が多い」「少しだけ収入の方が多い」と回答。毎月の収入額は全体平均42.3万円、中央値は37.5万円に対し、毎月の支出額は全体平均22.7万円で中央値は20万円と、平均と中央値共に収入額が約20万円高い結果となった。

  • 【今年の収入と支出の増減】

    【今年の収入と支出の増減】

今年の収入の増減では、46.3%が「とても上がった」「上がった」「少し上がった」と回答をした一方、今年の支出増減では、66.8%が「とても増えた」「増えた」「少し増えた」と回答した。

支出額増加に物価高騰が影響しているかについて聞くと、90.8%が「とても影響している」「影響している」「少し影響している」と回答しており、また、支出額が増え始めたことを実感し始めた時期を聞くと、「4月」(19.1%)や「6月」(13.2%)が多かった。

  • 【消費意識とその理由】

    【消費意識とその理由】

年収が上がった時期については「1年未満」が53.0%で最多回答になり、 次いで「1~3年未満」が33.1%、 「3~5年未満」が9.1%で上位3つの回答結果になった。また、 年収が上がったきっかけでは「人事評価で上がった」が45.1%で最多回答になり、 次いで「転職で上がった」が23.7%、 「ボーナスが増えた」が19.2%で上位3つの回答結果だった。

次に、現在の消費意識(購買意欲)を聞くと、67.0%が「とても高い」「高い」「どちらかといえば高い」と回答。また”低い派”(33.0%)の理由としては、「物価高騰が影響」が53.1%と、「収入額が影響」(46.9%)を上回った。