一般社団法人機能性表示食品検定協会が届出支援をした花粉対策の機能性表示食品「延寿花(えんじゅか)ケルセフィット」が、日本で初めて(自社および東京海上日動調べ)、新型コロナ感染による入院を補償する保険付きの機能性表示食品となることが決まり、11月1日に販売開始した。

  • 「延寿花(えんじゅか)ケルセフィット」

この保険は、「キノケンコロナ保険」という名称で、キノケンと損害保険会社が提供する「新型コロナウイルス等感染症危険補償特約」がついた交通傷害保険だ。同製品をWEBサイトから毎月定期購入をした方限定で、定期購入期間中は無償で「キノケンコロナ保険」が適用されるという。

新型コロナウイルスなどの特定感染症で入院した場合、翌月11日以降の感染入院に関して日額5,000円(最大30日間)の保険が適用となる。交通事故、自転車事故などにより入院した場合は、翌月1日以降の入院に関して日額5,000円(最大30日間)の保険が適用となる。

健康へ不安を持つ方のサポートのため、感染拡大が落ち着いたとは言え、新型コロナなど感染症への不安感は払拭できないとし、機能性表示食品サプリ購入した方に対して、感染症の入院保険を提供することとなった。また、同製品は、最先端のがん難病治療を研究する医師の会「日本先制臨床医学会」(特別顧問 坂口 力 初代厚生労働大臣)の推奨商品としても認定され、多くのドクターから高い評価を得ているという。

  • 「日本先制臨床医学会」の医師たちが認定している

同製品は、花粉、ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減する効果が臨床試験などで確認された「高吸収型イタリアケルセチン(インデナ社ケルセフィット(R))」を高配合した日本で初めて(自社調べ)の機能性表示食品で、今年6月からインターネットを中心に販売している。コロナ禍での健康維持のために、10袋単位でまとめ買いをするという方も増えているという。

機能性関与成分ケルセチンは、天然に存在するポリフェノールで、強力な抗酸化作用、抗炎症作用、免疫調節作用および抗ウイルス作用を持ち、すでに多くの食品、飲料に利用されている。また近年では、ケルセチンは、高い老化細胞除去成分(セノリティクス)であることも分かってきた。

ケルセチンは、玉ねぎの皮に多く含まれていることが知られているが、そのままではほとんど体内に吸収されないという。そこで、イタリア・インデナ社は独自の「フィトソーム」化技術によって、エンジュ(槐または延寿:マメ科の樹木)の花由来のケルセチンの体内吸収率を20倍に増加させることに成功した。そうして生まれた「高吸収型イタリアケルセチン(インデナ社ケルセフィット(R))」は、世界中で行われているヒトに対する臨床試験で採用されており、多くの論文が発表されている。

2020年、静岡県立大学の山田 静雄特任教授の監修の下で行われたヒト臨床試験において、「高吸収型イタリアケルセチン(インデナ社ケルセフィット(R))」は、花粉による鼻水、くしゃみ、睡眠障害、倦怠感、疲労感、思考能力低下などを95%の有効性を持って改善することが確認された。これは、ケルセチンの持つ高い老化細胞除去能によって、花粉により炎症を起こし老化した細胞を除去したことで、ヒスタミンを出す炎症肥満細胞が減り、花粉アレルギーの諸症状が改善したと推察されている。この臨床試験結果をエビデンスとして機能性表示食品の届出を行い、消費者庁の審査を経て受理された。これによって、同製品は、そのケルセチンの吸収能を20倍に高めたイタリアケルセチンを利用した日本初の機能性表示食品となった。

  • 一般社団法人機能性表示食品検定協会

機能性表示食品「延寿花 ケルセフィット」(機能性表示食品の届出番号:G1418)は、届出表示を「本品にはケルセチンが含まれます。ケルセチンは、花粉、ほこり、ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減することが報告されています。」とし、一日摂取目安量は4粒(4粒あたりの機能性関与成分量:ケルセチン200mg/日、ケルセフィットとして525mg/日)、内容量はカプセル120粒入り、30日分で販売されている。