10月31日はハロウィン。アメリカでは「トリックオアトリート」の言葉とともに魔女やお化けに仮装した子どもたちが家を周るそうですが、東京・南麻布にある在日フランス大使館には、こんなお客様がいらっしゃったようです。

ハロウィン間近の10月29日にフランス大使館(@ambafrancejp_jp)公式Twitterアカウントが投稿した「とある大使」が話題になっています。

フランス大使館にタヌキ大使が突然来館されました。居合わせた職員と #秋の味覚 や #ハロウィン からみる人間の変身技術の近年の向上、およびこれからの展望などについて意見交換されました。公邸に是非お招きしたかったのですが、タヌキ大使は良い香りの漂うキッチン付近を好まれました(@ambafrancejp_jpより引用)

  • (@ambafrancejp_jpより引用)

在日フランス大使館を訪問したのは、なんと「タヌキ大使」! 寒くなって来たからか、フワフワとまん丸なお顔が可愛らしいですね。大使館のツイートによると「秋の味覚やハロウィンからみる人間の変身技術の近年の向上、およびこれからの展望などについて意見交換されました。」とのこと。

  • (@ambafrancejp_jpより引用)

このユーモアたっぷりのツイートは、11.3万件のいいね、3.1万件のリツイートと大きな反響が寄せられています(10月31日時点)。「こういうユーモア素敵!」「洒落てるなぁ」「随分と気品漂う大使様だこと♪ フランス大使館は南麻布だから港区女子(男子?)だな」「東京!? 大使館に???? Bonjour~」とタヌキの出没に驚く声やフランス大使館の洒落たツイートに、多くの方がほっこりしている様子。

また「先日の狸です。その節はありがとうございました。」「狸『ぽんジュール』」「皆には秘密ですが、それ、普段から人間に化けて大使館職員として働いてた子です。うっかり変身解けて隠れてたところを見つかっちゃったんですよ。なんとか誤魔化せたみたいで良かったです。」「良い体格してるから冬も越せそうで良かった お腹が空いたらちゃんと変化して中の食堂? で食べるんだよ!」と、リプライや引用リツイートは大喜利のような状態に。

ちなみに在日フランス大使館がある場所は、港区南麻布と東京都心の一等地。脇には首都高速が走る場所ですが、すぐ近くには有栖川記念公園や国立科学博物館付属自然教育園などがあり、フランス大使館自体も航空写真で見ると緑豊かな場所のよう。タヌキ大使がどこからやって来たのかはわかりませんが、「新宿駅だかに迷い込んだりもしているそうですし皇居や新宿御苑が拠点らしく」「目黒にも来ましたよ!」と都内の各所で発見したことがある! という声もあるように、意外と近所に住んでいるのかもしれません。

ハロウィンが近い時期のタヌキ大使の訪問、フランス大使館の心温まるツイートのご紹介でした。