花さんかくかあちゃんになるまで「蹴られる幸せを味わう日々」

私の妊娠がわかったとき、私以上に大喜びしてくれた母ですが、妊娠がわかる前までは、よっぽどの用事があるとき以外は、連絡して来なかったんですが、めちゃくちゃ連絡が来るようになりました(笑)。そんな母に「戌の日のお参りにいかない?」と誘われたのは、妊娠5ヵ月に入る前のこと。それまで私は「戌の日」について知識もなかったし、知ろうと思ったこともありませんでしたが、母から誘われ戌の日について調べたら、犬は多産でありながら、お産が軽いことから、戌の日にお参りに行くと知り、日本の行事とか伝統って、改めて奥深いな〜〜と感じました。腹帯も母が用意してくれ、心待ちしてくれているんだな〜と嬉しかったです!当日は父母、主人と4人で水天宮にお参りに行きました。とにかくみんなが嬉しそうで、笑顔でした。4人で写真撮影したり、美味しいものも食べたり(これ大事)、お天気も晴天で気持ちの良い一日でした。

その頃になると、いままでにないような感じでだんだんおなかも大きくなってきて、私のおなかの中で赤ちゃんがすくすくと育っているなというのは見た目でも実感してきました。そんなある朝、横になっていたらグッと中から蹴っ飛ばされたんです!全然痛くはなくて、これまでに体験したことのないような不思議な感覚!子どもと繋がっているという喜びを感じました。妊娠がわかって心臓が動いているのを映像で見た次に、リアルに私のおなかの中に命がいるんだなって実感した大切な日になりました。