今年6月から名古屋で販売されているスイーツ「シャチボン」をご存知ですか? 名古屋駅に登場した最新スイーツ……ではなく、実は10年以上前に販売休止したかつての名古屋名物なんです。名古屋に再び姿を現したシャチボン。果たしてそのお味は?
シャチボンとは、名古屋駅にあった喫茶店「ボンヴォヤージュ」で2000年頃に発売されたシュークリーム。取り扱っていたお店が2011年に閉店した際に、「休養」として販売が休止してしまったのだそうです。
その後、「ぴよりん」の台頭などによりシャチボンは歴史の中に消えていった……かと思われたのですが、シャチボンを懐かしむ声を受けて、今年6月名古屋駅に復活したのです!
シャチボンはどこで買える?
シャチボンは現在、名古屋駅内の名古屋うまいもん通りにある「カフェデンマルク JR名古屋駅店」で買うことができます。取材時点では、シャチボンはここでしか売っていないのだとか。
店内に入ると、さっそくカウンターのショーケースにシャチボンを発見!期間限定の「シャチマイモ味」(10月31日まで)もありました。
ぎょろっと上を向きながら口からペロッと舌を出した、なんとも言えないシュールな姿に一瞬怯みながらも、ずらりと並んでお客さんを待つシャチボンが可愛く見えてきます。せっかくなので、生クリーム味とシャチマイモ味両方ゲットしました。
生クリームシャチボンはテイクアウト594円、イートイン605円、シャチマイモシャチボンはテイクアウト626円、イートイン638円です。
若干崩れやすそうな不安を抱えつつ、慎重にシャチボンたちをお家に連れて帰ります。帰宅して恐る恐る開けてみると……
ちょっと崩れているものがありましたが、なんとか全員無事のよう。手土産などにする方は気を付けて運んでくださいね。
シュークリームになっている顔の部分と、シャチホコらしい立派なしっぽがついているので、結構ボリュームがあります。フォルム的に少し食べづらさはあるものの、お味はとても美味しく、中にはクリームがたっぷり入っています。
シャチマイモ味の方のシュー生地にはサツマイモパウダーを使用、目と顔部分はサツマイモクリームというサツマイモづくしっぷりです。
そしてなんとしっぽの部分にまでカスタードクリームが入っていて、食べ応えはバッチリ! 見た目が可愛いぴよりんもいいですが、なんとも言えない愛嬌があるシャチボンもいい……。
気になった方はぜひシャチボンに会いに行ってくださいね。