リクルートは10月25日、「冬の鍋事情」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は8月26日~27日、全国の20代・30代の男女1,044名(男性522名、女性522名)を対象にインターネットで行われた。
「みんなの食べたい鍋ランキング」の結果、11年連続で「すき焼き」(185票)が1位を獲得。回答者からは、「お肉と野菜がおいしい」「贅沢している気分になる」「一番白米に合う鍋だと思う」といったコメントが並んだ。
続く2位は「キムチ鍋」(155票)。「辛い刺激がおいしい」「辛くてご飯が進む」など、辛いもの好きから多くの支持を集め、今年も安定の2位に。1位・2位は票数からしても圧倒的に人気であることがわかる。
以下、3位「もつ鍋」(93票)、4位「しゃぶしゃぶ」(90票)、5位「おでん」(76票)、6位「寄せ鍋」(49票)、7位「カニ鍋・カニしゃぶ」(40票)、8位「豆乳鍋」(37票)、9位「鶏の水炊き」(33票)と続き、10位には、昨年12位だった「ちゃんこ鍋」(29票)が2ランク上昇でTOP10入りに。「野菜・肉・魚介をバランスよくとれるから」「具材の味を楽しめる」「出汁が好き」などのコメントが寄せられた。
コロナ禍で鍋をするときの行為として、“あり”か“なし”かを聞いたところ、「あり」な行為としては、1人1つの鍋で食べる「一人鍋」が1位に。また、「複数人と食べる場合でも一人鍋にする」が5位にランクインしていることから、自炊・外食に関わらず、たとえ複数人集まって鍋を食する場合でも、コロナ禍においては1人1つの「一人鍋」が好ましく、すっかり定着しているよう。
そのほか、「あり」な行為としては、「鍋をおかずに白米を食べる」「鍋をとりわけてもらう」「匂いの強い具材をたくさん入れる」が上位にあがった。
一方、「なし」が最も多かったのは「一回とった具や汁を鍋に戻す」。また、2位に「逆さ箸」、5位に「直箸」と、衛生面などの感染対策も考慮しつつ、食事のマナーに関係するものがランクインした。