サイゼリヤといえば、アレンジメニューも楽しみのひとつ。フォカッチャにサラダを挟んだりパスタにチキンを乗せたり、組み合わせは多々ありますが、秋冬にぴったりなアレンジメニューが爆誕したという。
浅草でベルギーフリッツ専門店「フリッツ・ブルージュ」を経営するポテトマンさん(@potatomanjapan)が投稿し、2.9万件もの「いいね」が寄せられた「サイゼリヤ史上最強のアレンジメニュー」を試した様子をレポートしよう。
季節限定「牛肉のシチュー」が登場!
ポテト専門店を手掛けるほどのポテト好きで、自身もフライドポテト職人である「ポテトマン」さんがオススメするアレンジは「カリッとポテトの上にシチューをかけて、粉チーズを振りかけるとサイゼリヤ史上最強のアレンジメニューが出来上がる。ワインが永遠に止まらなくなるので、事前に注意喚起しておきます。」とのこと。
サイゼリヤの9/14(水)からの新メニューに牛肉のシチューが入っている。何度でも伝えたいサイゼリヤハックなんですが、カリっとポテトの上にシチューをかけて、粉チーズを振りかけるとサイゼリヤ史上最強のアレンジメニューが出来上がる。ワインが永遠に止まらなるので、事前に注意喚起しておきます。 pic.twitter.com/2GtdFJolfD
— ポテトマン@フライドポテト職人 (@potatomanjapan) September 13, 2022
シチューとポテト、間違いなく合う組み合わせ、試す前からおいしさが約束されていそうなアレンジだが、実際にやってみよう。
まずひとつめは9月から登場した新メニュー「牛肉のシチュー」(700円)。
メニューではサフランリゾットが付け合わせになった「リゾット&牛肉のシチュー」(900円)が大きく掲載されているけど、注文するのは単品のほう。
「牛肉のシチュー」は1皿700円と、サイゼリヤにしては高めの値段設定だ。「ミラノ風ドリア」に半熟卵を乗せて、さらに「柔らか青豆とペコリーノチーズの温サラダ」と「グラスワイン」を足してもお釣りがくる。
そしてアレンジに使うもうひとつのメニューは「カリッとポテト」(250円)。昨年登場して以来、レギュラーメニューとして定着した感のある一品だが、こちらも単品で食べても十分おいしい。
またポテトマンさんによると、このアレンジは「ワインが永遠に止まらなくなるので、事前に注意喚起しておきます。」とのこと。注意に従って「グラスワイン 赤」(100円)も準備しておこう。サイゼリヤのワインは相変わらず安くてありがたい。
「お待たせしました!」注文したお皿が続々と運ばれてきて、主役が揃った。シチューとポテト、ワインが揃っただけでなんだか贅沢気分になりそうなところをぐっとこらえ、ここからアレンジメニューを作っていこう。
本格デミグラスソースで煮込まれた「牛肉のシチュー」は、大きな角切りの牛肉がゴロゴロ。700円はサイゼにしては高めのメニューと言ったが、こんなにたっぷりと牛肉が入っているなら異論はない。
このシチューを「カリッとポテト」に乗せて……
さらに乗せて……
皿からこぼれないように乗せきったら……
仕上げに無料の調味料コーナーから持ってきた「グランモラビアチーズ」を振りかけよう。
完成! ゴロゴロのポテトの上に転がり落ちそうなほどの牛肉とチーズが乗った姿、ポテトの皿が小ぶりだったこともあってか、上品なシチューからわんぱく感溢れるビジュアルになった気もするけれど、これはこれでおいしそう。それでは、いただきます!
しっとりしてホロホロほぐれる牛肉と、外はカリカリ、中はホクホクのポテトは好相性。さらにデミグラスソースが染み込んで、「カリッとポテト」がちょっとシナっとした食感になるのもシチューと合わせるアレンジならでは。グランモラビアチーズでチーズの香りとミルキーな旨味がプラスされ、さらにコク深い味わいになっている。
「カリッとポテト」はこれまでもチーズをかけたりピザに挟んだりコーンクリームスープに入れたりとSNSで様々なアレンジが話題になっているが、イタリア産海塩とオリーブオイルとシンプルな味付け、そして外カリ中ホクの食感が成せる包容力は改めてすごい。グランドメニューのサフランリゾットが付け合わせになった「リゾット&牛肉のシチュー」は言わずもがなおいしいけれど、「カリッとポテト」と組み合わせると「牛肉のシチュー」が一気にワインのつまみに変身する。あっという間にグラスワインが空になっちゃう……。
ちなみに調味料コーナーの「唐辛子フレーク」をプラスすると、ほんのりピリッとした辛さと香ばしさが楽しめる。あと追加で「やみつきスパイス」(50円)を注文してエスニックな味変にもチャレンジしたい。
メニューを組み合わせてさらにアレンジが楽しくなるサイゼリヤ。ポテトマンさんがオススメしている「牛肉シチュー×カリッとポテト」を試したら、次は自分好みのアレンジを探してみてはいかがだろうか。