阪急交通社は10月20日、「ブランド蟹の知名度ランキング」を発表した。調査は8月16日~23日、全国20代以上の男女561名を対象にWebアンケート方式にて行われた。
知っているブランド蟹の種類を教えてもらったところ、「越前がに」(75.0%)と「松葉がに」(67.0%)に回答が集中。1位の「越前がに」は、福井県の漁港で水揚げされたズワイガニのオスのことで、ズワイガニの中でも最高級品種とされ、甘い身が特徴。
2位の「松葉がに」は、山陰地方(鳥取県、島根県)で水揚げされたズワイガニのオスのこと。「松葉」の語源は定かではないが、細い足が松の葉をイメージさせるからという説が有名。
続く3位には、兵庫県北部の香美町にある香住漁港で水揚げされたベニズワイガニ「香住ガニ」がランクイン。松葉がにと比べて水分が多く、甘いのが特徴とされている。
以下、4位「間人ガニ」(京都府間人港・の松葉がに)、5位「舞鶴かに」(京都府舞鶴港・松葉がに)、6位「加能ガニ」(石川県・ズワイガニのオス)、7位「津居山かに」(兵庫県津居山港・松葉がに)、8位「高志の紅ガニ」(富山県・ベニズワイガニ)、9位「柴山がに」(兵庫県柴山漁港・松葉がに)と続いた。
また、カニの旬を聞くと、「12月」(29.1%)、「1月」(17.4%)、「2月」(12.1%)と、12月~2月と捉えている人が多いよう。食べ方としては、1位「ゆでる」(41.7%)2位「生(刺身)」(17.1%)、3位「焼く」(14.8%)が上位となった。