扶桑社は10月19日、「大値上がり時代のスゴイお金戦略」(森永康平著/1,650円)を発売した。円安が進行し、大値上がり時代の現在。将来の資産や最近の経済状況が気になるけど、どこから手をつけていいかわからないマネー初心者のための超簡単なお金論となっている。

  •  森永康平「大値上がり時代のスゴイお金戦略」 

本書の「おわりに」にて森永氏は「2022年10月には、近年稀にみる値上げラッシュが行われた。今年は通年で2万を超える食品が値上げされ、その平均的な値上げ率は14%になるといわれている。賃金が上がらないなかで円安とインフレが進行していくと、円安とインフレの要因を知りたいという経済学的な興味関心と、この環境を生き抜くために必要な節約などのサバイバル術、賃金が上がらないなかで、いかに保有している資産を運用して自己防衛をするかという3つのポイントについて私たちの関心が高まる。この1冊を読めばこのような環境下での3つのポイントについて、すべてを網羅し、「広く、浅く」理解できるような書籍をイメージして執筆した。」と述べている。

本の内容は、1章 簡単で忘れにくい円安・インフレの背景、2章 私たちの懐事情が平成からずっと厳しい理由、3章 円安時に日常でできる家計防衛術、4章 投資で着実に資産を築くための技術、5章 お金を増やすと決めてからの大切な心構えとなっている。