入国制限緩和により外国人観光客も成田空港も活気が戻ってきた様子。3回のワクチン接種完了で日本帰国用PCR検査が不要になり、日本人の海外旅行も次第に増えていきそうですね。ということで海外レストランでのテーブルマナーについてお勉強です。ナイフとフォークの置き方って知っていましたか?
海外のレストランに行く前に読んでおきたい3コマ漫画ができました。ご査収ください。
ナイフやフォークの置き方によって「完食しました」の意思表示になるといった程度は知っていたという人も多いでしょうが、「美味しくなかったです」というメッセージもあるとは! 知らないと意図しないメッセージを残していくことなりかねませんね。もちろん国や文化、時代の変化で使われていないルールもあるかもしれませんが、知っておいて損はないと思います。フォロワからも「知らなかった…」の声が続出しました。
「まだ食べてますと完食しか知らなかった」「まだ食べかけのサインしか知らなかった…」「美味しくなかったです、気をつけないといけないなと思いました 知らぬ間にやってそう、、、」「知っていて損はない、いや寧ろスマートにカッコ良く振る舞えるので得しかない情報ですネ」など。お店のスタッフ経験者からも「まだ食べるのに右の完食の形にする方も多く、披露宴会場で働いていた目の悪い私はよくお客様に怒られました」「人生初のバイトで、これを知らずにしくじりました」などなど。英語を楽しく学べる「こあらの学校」の校長、こあたんさんにお話をお聞きしました。
■校長先生に聞く
……ナイフとフォークの使い方に注目したきっかけは?
私自身もナイフとフォークの置き方にこれだけメッセージがあるとは実は知りませんでした。オーストラリアで生活する中で英国式の食事をする機会があり、テーブルマナーを学ぶ過程で興味を持ったのがきっかけです。
……英語を学ぶ上でその国の文化を学ぶことの大切さついて教えていただけますか。
「日本人はインプットばかりでアウトプットが足りていない」という意見もありますが、私は、そもそもインプットが足りていない場合が大半なのではないかと思っています。相手国の文化を知ることもその一つ。英語とセットでその国の文化を知ることは英語力を深めていく上で有効ですし、上達するコツでもあります。
……気になったリプライなどありましたか。
食事中、食後を示す置き方だけ知っておけば十分といった声がありました。カジュアルなお店ならその通りだと思います。ただドレスコードがあるようなレストランやオフィシャルな場で食事するような時には、知っていて損はない情報だと思いますよ。日本人も人前でやってはいけない「きらい箸」について、すべて知っていない人はほとんどいないと思いますが、もし外国人の人が知っていたら、よく勉強しているなと思いますよね。その国の文化を知って、行動できるってカッコ良いと思います。
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海外のレストランに行く前に読んでおきたい3コマ漫画ができました。ご査収ください。 pic.twitter.com/jCkNbVXbqR
— こあたん🇦🇺こあらの学校 (@KoalaEnglish180) October 5, 2022