鉄道・運輸機構は、2020年から工事を進めていた北海道新幹線の国縫トンネルについて、2022年10月13日に貫通したと発表した。これにより、北海道新幹線のトンネル全17本のうち、掘削が完了したトンネルは5本目となる。

  • 貫通地点の状況。2022年10月13日撮影(提供 : 鉄道・運輸機構)

鉄道・運輸機構は北海道新幹線(新函館北斗~札幌間)整備事業の建設主体として、2014年からトンネル工事に順次着手し、全17本のトンネルで工事を進めている。

これまでに昆布トンネル(2021年3月18日に掘削完了)、二股トンネル(2021年3月31日に掘削完了)、宮田トンネル(2021年11月10日に掘削完了)、ニセコトンネル(2022年4月15日の掘削完了)の4本で掘削が完了しており、国縫トンネルで5本目に。国縫トンネルは長万部町内にあり、延長1,340m。長万部町内では初のトンネル貫通とのこと。