エムティーアイは10月13日、「更年期に関する意識調査」の結果を発表した。調査は7月29日~8月3日、閉経を迎えていない35歳~44歳の女性1,390名、および閉経を迎えた45歳以上の女性1,383名を対象に、同社運営サービス「ルナルナ」「ルナルナ 体温ノート」「ルナルナ ベビー」にて行われた。

  • 「更年期」と聞いて

    「更年期」と聞いて

事前調査にて「閉経を迎えていない」と回答した女性に対し、「更年期」と聞いて不安や恐れを感じるか聞いたところ、88%の女性が「(とても)感じる」と回答。特に、「仕事」(77.7%)や「家事」(66.4%)に不安を抱いている人が多かった。

また、「閉経を迎えた」と回答した45歳以上の女性を対象に、更年期が自分に当てはまると思うかをたずねると、82.9%が「当てはまる(とても+なんとなく)」と回答。その理由としては、「自分の年齢を考えて」(74.9%)が最も多く、次いで「更年期症状と思われる症状を感じた」(64.1%)、「月経周期が乱れてきた」(60.0%)と続いた。

  • 更年期の症状

    更年期の症状

続いて、更年期の症状を感じたと回答した人を対象に、具体的な症状を教えてもらったところ、精神的な症状としては「倦怠感」(73.8%)、「不眠」(50.1%)、「不安感」(48.0%)が上位に。一方、身体的症状においては「発汗」(64.2%)や「頭痛・腰痛」(62.6%)が多かったほか、「ほてり」(55.2%)、「月経異常」(54.6%)、「肩こり」(51.2%)なども過半数となった。

また、そのような症状によって、生活や仕事に影響が「ある」「とてもある」という人は59.3%。特に「仕事」(74.5%)や「家事」(64.1%)に影響が出ることがわかった。