太陽生命保険と大同生命保険は10月7日、筑波大学が発行する「サステナビリティボンド(第1回国立大学法人筑波大学債券)」への投資を決定したことを発表した。

T&D保険グループである両社は、「T&D保険グループESG投資方針」に基づき、「責任投資原則(PRI)」の考え方や、国連が提唱した持続可能な開発目標である「SDGs」などを踏まえ、環境・社会・企業統治の課題を考慮する「ESG投資」に積極的に取り組んでいる。

同債券の調達資金は、筑波大学が"GLOBAL TRUST"の創出を目標として掲げ、この目標の実現に向けた基本的な方針である「筑波大学 Vision2030」により、社会とともに新たな社会的価値に根ざした未来社会を創造するために取り組むプロジェクト(筑波大学社会的価値創造事業)に充当される。

同債券の発行総額は200億円、償還期間は40年。資金使途は、共同研究施設、スポーツ複合施設、学生文化の発信および地域社会と交流を促進する施設などの整備。