クーリエは9月30日、「夫婦入居」に関する調査結果を発表した。調査は1月1日~9月22日、同社運営サイト「みんなの介護」を利用して、施設見学を行った夫婦入居希望者448名、単身での入居希望者489名を対象にインターネットで行われた。

  • 「夫婦入居」に関する調査

    「夫婦入居」に関する調査

同社運営サイト「みんなの介護」のデータを分析すると、今年は、老人ホームへの夫婦同室での入居を希望される方が増加傾向にあり、昨年同期間と比べて2倍近くにまで増加しているという。

そこで、施設見学を行った夫婦入居希望者に対し、アンケートを実施したところ、夫婦入居希望者の夫婦の平均年齢は85.4歳だった。要介護度は、要介護1が27%、要介護4は8%、要介護5は4%(介護度が高い入居希望者の平均)となっており、33%に「軽度の認知症の症状が見られる(自己申告)」ことがわかった。

また、入居先の選定に伴う施設見学は、東京で全体の17%弱、神奈川・大阪がそれぞれ全体の10%程の割合を占めるなど、都市部に集中する傾向に。夫婦入居を希望する人へのアンケート結果を分析してみると、「設備」や「食事」には十分満足しているが、費用については事前の想定よりも高いと感じた人が多いよう。

夫婦同室入居の場合、夫婦が別室または異なる施設に入居する場合よりもコストは安く抑えられるが、まだまだコストの観点ではミスマッチが大きいようで、実際、73%が当該の見学施設への入居を見送ると回答している。

では、コストのミスマッチの解決に何が必要なのか?施設見学後に実際に入居を決めた人のアンケート結果を分析すると、たとえ見学者の第一印象が「高額」だとしても、料金設定について施設側から詳しく丁寧に説明を行うことでコストについて納得感が得られ、ミスマッチの解消に繋がる可能性がうかがえた。