JR東日本仙台支社・新潟支社は29日、磐越西線の喜多方~山都間について、2023年春頃の復旧を見込んでいると発表した。同区間は8月3日から大雨の影響で列車の運転を見合わせており、喜多方~野沢間でバス代行輸送を実施している。

  • 濁川橋りょうの現在の作業状況(作業ヤードの造成)。9月22日撮影(JR東日本提供)

磐越西線の被災状況について、福島県内で橋りょう倒壊1件、盛土流出(道床流出)3件、土砂流入(斜面崩壊)6件、新潟県内で盛土流出(道床流出)1件、土砂流入(斜面崩壊)1件とされている。

JR東日本は引き続き、倒壊した濁川橋りょう等の復旧工事や関係箇所との調整を進めていくとしている。ただし、現地の状況や工事工程の精査などにより、復旧見込みが変更になる場合があるとのこと。運転再開の時期や運転時刻など、詳細は決まり次第、改めて発表する。