常にフロントに立つセンターとして、今後も様々な課題が押し寄せるのではないかと思うが、もしも壁にぶち当たった時は、どんなふうにクリアしていこうと思っているのだろうか。

「私は悩むこと自体があまり好きじゃないので、何があっても『何とかなるでしょう』と思うし、どんなことがあっても基本的には前向きです。昔はくよくよと落ち込むこともありましたが、選抜メンバーになってからは悩むことをやめて、ポジティブ思考になりました」と笑顔で語る。

自身の今後の展望については「私はまだまだアイドルを続ける予定ですが、今後はAKB48としてではなく、モデルの千葉恵里として呼んでいただけるようになりたいです。また、個人的にはプロデュースのお仕事をするという夢も持っているので、カラーコンタクトやヘアオイルのプロデュースなど、美容系の仕事もいつかやってみたいです」と熱く語る。

では、AKB48のグループとしての目標を聞くと「AKB48で大きなことがしたい」と目を輝かせる。

「メンバーみんなも言っていますが、『東京ドームにまた立ちたい』という思いです。と言っても、私自身がまだ立ったことがないので、一度はAKB48の一員として東京ドームのステージに立ってみたいです。そして、全国ツアーをやりたい。以前チームで、東京と埼玉でライブをやりましたが、もっと多くのファンの方々に会いに行きたいです」

さらに「やはりAKB48は、大島優子さんや前田敦子さんがいらした神7時代と比べられることが多いのですが、今のAKB48にもめちゃめちゃ可愛い子はたくさんいるし、団結力や絆は自慢できるものだと思っています。そういう私たちの仲の良さを知っていただきたいし、たくさんいい曲があるので歌も聴いていただきたい。だからもっともっとみんなで頑張っていきたいです」と力強く語る千葉。未来をきちんと見据え、決してたじろがない18歳のセンターに期待したい。

  • 2人でランウェイを歩いた千葉恵里と浅井七海

■千葉恵里
2003年10月27日生まれ、神奈川県出身。アイドルグループ・AKB48のチームAに所属。2015年5月の「第2回AKB48グループドラフト会議」でAKB48・チーム4に第1巡目で指名され、2017年9月に正規メンバーに昇格。同年12月にチームAへ異動。2021年9月リリースの58thシングル「根も葉もRumor」でシングル表題曲選抜メンバーに初選出。2022年10月19日リリースの60thシングル「久しぶりのリップグロス」でシングル表題曲センターに初選出された。