創元社は、『鉄道手帳[2023年版]』を9月27日に発売したと発表した。すべての掲載データを更新するとともに、前年版に続き、ユーザー限定の「鉄道手帳ウェブ」を開設している。

  • 『鉄道手帳[2023年版]』表紙

鉄道手帳は、2008年から発行している鉄道情報満載の専門手帳で、国内すべての路線・停車場を網羅した「全国鉄軌道路線図」、鉄道の記念日や豆知識が満載のウィークリーページ、鉄軌道各社の基本データや車両の形式記号・番号の読み方など各種情報をまとめた資料編など収録している。テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の専門手帳特集で紹介されたこともあるという。

2023年版は、新資料「国内路面電車車両一覧」「鉄道車両メーカーの系譜」を収録。2022年版から収録している「全国の停車場および路線の動向」は、新たに駅の移転・高架化・複線化・動力の変更などの項目を追加した。コロナ禍のため2022年版では掲載しなかった各社のイベント予定も、2023年版では可能な限り掲載した。

  • 鉄道の記念日や豆知識が満載のウィークリーページ

  • 「鉄道手帳ウェブ」イメージ

  • 「鉄道手帳ウェブ」内の全国鉄軌道路線図

『鉄道手帳[2023年版]』はB6判、248ページで価格は1,540円。鉄道手帳の拡張コンテンツとして開設している「鉄道手帳ウェブ」では、パソコン・スマ―トフォンで拡大して閲覧できる「全国鉄軌道路線図」、過去の手帳に掲載された資料編のアーカイブ、創元社刊行『関西の鉄道車両図鑑』の一部を公開する。