TOKIOの国分太一が、23日に放送されたラジオ番組『国分太一 Radio Box』(JFN系/毎週金曜21:00~21:55)に出演。家族で訪れたという東京ディズニーランドでのエピソードを披露した。

この日の放送で、「最近ね、家族で『東京ディズニーランド』に行ってきたんですよ」と話し始めた国分。園内では、キャラクターとスクリーン越しに交流できるアトラクション「スティッチ・エンカウンター」を楽しんだことを明かしつつ、「どんな感じかまったく知らずに、“ただスティッチと会話をするんだな”と思いながら入りました。そしたらね、スティッチが一番最初にイジってきたのが私だったんですよ。いや~、焦りましたね。さすがに焦りました」と、苦笑しながら告白。

国分は、「あの人、どっかで見たことあるな~」と言われて大焦りするも、スティッチが、「刑務所で捕まったときに会ったんだ~。三輪車のスピード違反で捕まってたよね?」と続けたため、アトラクションの設定だったことに安堵。タレントだとはバレていないと思った国分だったが、名前を聞かれてしまい、「どうしようか迷ったんですよ。もう本当に。仕事でも緊張することはほとんどなくなってきたのに、イジられる瞬間から緊張が始まっちゃって。“キャー”とはならないにしろ、“あれ?”ってなったらどうしようとか。そんなのもあって、ちょっとだけ声を変えて、“太一です”って」と、本名で答えたことを打ち明けた。

その後も何度か、スティッチとの交流が続いたという国分。幸いなことに、シアタータイプのアトラクションだったため、観客は全員前を向いていたというが、「スティッチが写真を撮っちゃうんですよ。なので、スクリーンに僕の顔が映るっていう。そんな地獄の時間もあって……」と苦笑い。「イジられればイジられるほど、ハラハラするし」「汗びっしょりかいて、ここ数年で一番緊張した」と振り返りながら、「スティッチにイジられることに関して、子供はちょっとうれしいみたいな。“ともだちって言われてたね~”みたいな感じで言われたんだけど」と、娘のかわいらしい反応も明かしていた。

一方で、国分と同じく、スティッチにイジられていた他の観客が「ドッカンってウケてた」ことを振り返り、「ヤバい、俺何もできなかった。スティッチに言われるがまま、ただ恥ずかしそうに話してた中年の男だったと思って。もう大反省。アドリブも何もできてない。うわー、これは大失敗だったなって」と反省しきり。タレントだとバレないような受け答えしかできなかったため、「“国分太一だ?”って、もしお客さんが気付いたとしたら、“全然面白くない、この人”って思っただろう。うわ、最悪だった……って思いながら、次のアトラクションに行ったんですけどね」とちょっぴり悔しげに振り返る場面も。

そんな国分は、東京ディズニーランドでの体験を経て、「ディズニーの何がすごいかって、老若男女、全員が笑顔になれる場所なんですよ。それはディズニーだからなのよ。ウォルト・ディズニーがやろうとしたことを、亡くなったあとも形にしてきてるわけじゃないですか。それでディズニーを守り続けてるでしょ? これって、本当にすごいこと」だと熱弁。ジャニーズ事務所に関しても、「ジャニー喜多川が亡くなったあと、ジャニーズ事務所というもののエンターテインメント、守らなきゃいけないエンターテインメント、挑戦しなきゃいけないところ、喜ばせるところ。すごい近いところにいるなって、ちょっと感じたりして……」と自身の思いを巡らせて、話題を締めくくっていた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。