ワタナベエンターテインメントの芸人が集結する年に1回の豪華ネタ祭り「ワタナベお笑いネタ祭り~WELFES~(読み:ウェルフェス)」が19日に東京・イイノホールにて開催された。

  • ハライチ

昼の部、夜の部共にオープニングアクトはラップネタに定評のある新作のハーモニカ。徐々に会場が温まり始めたかと思いきや、YouTubeで大人気のYOKARO-MONが登場。圧巻のパフォーマンスで会場を熱くし、2組のコラボパフォーマンスでオープニングを飾った。

ハライチのMCを挟み、いよいよ漫才部門のスタート。昼の部トップバッターのクマムシが登場するや否や、7年前に大ブレイクした「あったかいんだからぁ~」の一節で笑いを誘った。ラパルフェ、四千頭身、Aマッソと続き、ベテランコンビ・ハライチの爆笑漫才で終了した。

続いてピン部門。今年のABCお笑いグランプリ準優勝の実力者、現役弁護士ピン芸人のこたけ正義感からスタート。続いてバットナイス常田、あばれる君もネタを披露し、笑いを巻き起こした。

ショートネタコーナーでは、期待の若手らびっとビーチ、ドンココ、山脇セブンティーン、ゼスト、Hi TEENSがショートネタで会場を盛り上げた。

コント部門は、2022年ツギクル芸人GP決勝進出、結成3年目の期待の新星ゼンモンキーからスタート。Gパンパンダ、フタリシズカ、と続き、圧倒的コント師ハナコ、ロッチが会場を笑いで包み、締めくくった。

夜の部漫才部門はジグロポッカからスタート。四千頭身、新作のハーモニカ、土佐兄弟、Aマッソと若手が温めた会場に、ハライチが爆笑を起こした。

ピン芸人部門は、ワタリ119、まいあんつ、サンシャイン池崎と、勢いのある芸で会場を沸かせた。

ショートネタコーナーには、らくちんペクチン、マリーナゲイサンズ、イヌコネクション、リンダカラー∞、ちゃんぴおんずら、今後注目の若手が勢ぞろい。ぱーてぃーちゃんMCのもとフレッシュな笑いを届けた。

コント部門は、2021年ツギクル芸人GP優勝の金の国からスタート。チュランペット、ファイヤーサンダーと若手に続いてハナコが登場。最後は勢い止まらぬベテランコンビ・アンガールズがトリを飾った。

今年のWELFESは昨年よりパワーアップ。昨今話題となっているNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)の技術を用いて、撮り下ろしの画像が来場者に無料でランダム配布された。

そして今回新たに、会場に横幅4mを超える巨大フォトスポットが登場。クリエイティブディレクター山崎晴太郎率いるセイタロウデザインが手掛けたフォトスポットは、来場者がWELFESのスペシャルゲストとなったかのような写真を撮ることができるもの。直筆サインも入っており、多くの来場者が撮影を行っていた。公演前後には芸人自身も撮影を楽しむ姿が見られた。

また、WELFESに出演していた芸人も登場するワタナベエンターテインメントのお笑いライブ「WEL T.」「WEL Y.」「WEL Ex.」が、10月15日に表参道GROUNDにて初めて3ライブ同日開催することが公演にて発表された。初の3ライブの通し券が発売される。