高校生たちの研究発表会『Q-1 ~U-18が未来を変える★研究発表SHOW~』がABCテレビできょう18日(14:55~※関西ローカル)に放送される。

  • 左から林修、葵わかな (C)ABCテレビ

従来の詰め込み型教育から脱却し、自ら興味を持ったテーマの探究という新たな学びのかたちを目指して誕生した『Q-1』には、未来・世界を変える探究に取り組むU-18の高校生たちが集結。それぞれ9分間のプレゼンテーションにまとめて研究発表する“知の甲子園”で競い合い、最も「未来・世界を変えてくれる探究」を発表した高校生が“最優秀イノベーター”に選ばれる。MCは審査員長も兼ねた林修と葵わかなが務める。

出場する4組のイノベーターは、灘高等学校(兵庫)、県立高崎高等学校(群馬)、芝浦工業大学柏高等学校(千葉)、広尾学園高等学校(東京)、それぞれの高校で一目置かれる存在の異才たち。県立高崎高等学校の高田悠希さん(高2)は学び始めてわずか1年というプログラミングを駆使して、視覚障害者が歩行の際に使用する白杖にAIを搭載したものを発明、審査員の前で実演も交えながら研究発表を行う。灘高等学校の千原顕勝さん(高2)は地方創生に情熱を燃やす高校生。路線バスを使った「新たなまちづくり」の政策を提案し、公共交通から日本を変える研究発表を行う。芝浦工業大学柏高等学校の三村乙樹さん(高2)は幼少期から行ってきた実験の数1000以上という化学実験の申し子。教科書に載っている実験の説明に疑問を抱き、自ら始めた実験で教科書の歴史を変える研究を発表する。唯一の男女混同チームで参加した、広尾学園高等学校の板橋穂南さん・保坂美結さん・山本康生さん(高3)は数学を愛する高校生。独自で生み出した世界的数学者レベルの驚きの研究発表を行う。

大会の審査には、東京大学先端研の教授や京都大学前総長、世界的企業の部長、2025大阪・関西万博プロデューサー、更には経済産業省教育産業室の官僚といった各界のスペシャリストたちが勢ぞろい。審査員長の林修を含めて総勢56人が企画に賛同して集まった。審査方法は、主体性、着眼点、論理性、アウトリーチ力の4つの観点から合計20点満点で採点。合計点数が最も高い発表者が“最優秀イノベーター”として選出される。また、大会のナビゲーターを務めるのはお笑い芸人コンビのAマッソ。控室からスタジオに中継で繋いでリポートするだけでなく、高校生たちと楽しい掛け合いで彼らの素顔を引き出す。大会の見どころのひとつ「質疑応答」タイムでは、超本格的な議論が繰り広げられることに。最後に“最優秀イノベーター”に輝くのは一体誰なのか。番組では大会前・大会後の高校生たちに密着。探究に青春をかけた高校生たちの熱き群像劇に注目だ。

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