このコロナ禍を経験し、宅飲みレベルの平均値は全体的にググッと上がったに違いない。
以前は「とりあえずお店で飲み食いすればOK!」が当たり前だったが、今では宅飲みには宅飲みの良さがあることがよくわかった。まぁ、何より安全だし、落ち着いて飲めるしね。
ということで、今回はそんな宅飲みレベルをさらにもう1~2段階上げてくれるNEWアイテム「テーブルフライヤー」をご紹介したい。これはいろんな意味でアガるぞ!
ピーコックのテーブルフライヤーを買ってみた!
テーブルフライヤーはピーコック魔法瓶工業が先月末に発売したばかりの新製品。揚げ物というと、どちらかというとお店で食べるイメージの強い料理だが、このテーブルフライヤーは油はねを軽減する設計になっており、食卓でも安心して使うことができるのだという。
食卓で使えるフライヤーだなんて、なかなか画期的ではないだろうか。鉄板プレートを使って焼き肉やお好み焼きを自宅で楽しむことはできても、揚げたての串カツを自宅で味わうなんて、かなりハードルが高い。
やるにしても、串カツを一気に揚げて大皿に盛り、その都度ソースを付けて食べる……的な流れになるはずだが、食べている間に串カツは冷めてしまうし、油でベチャベチャになってしまう可能性も高い。しかしテーブルフライヤーならそんな悲しい展開とは無縁。自宅で揚げたての串揚げを好きなだけ味わえるという寸法である。
実際に購入したテーブルフライヤーがコチラ。
中身を開けてみると……
こんな感じ。フライヤー本体にステンレスの専用フォークが8本付属している。
今回は家族でなるべくお手軽に串カツや揚げ物を楽しみたかったので、串カツは某名店の串カツをインターネットで取り寄せることに。さらに、揚げたら美味しそうな野菜なども適当に見繕って切っておいた。やっぱりこういう製品を使う以上、なるべくキッチンとテーブルを行き来したくないからね。
ということで、準備ができたらレッツパーティーである。
新感覚!卓上での揚げ物はガチで最高にアガる
まずはフライヤーに油をドボドボと投入。標準で1リットル、少なくとも700ミリリットル程度は入れたほうがいいようだ。
で、温度調整ダイヤルをとりあえずMAXに。20分くらいで油が「HIGH」の設定温度になるようだ。ちなみに、「WARM」が80℃、「LOW」が160℃、「MID」が180℃、そして「HIGH」が200℃となっている。温度を上手く調整すれば、揚げ物だけでなく、鍋なんかも楽しめるってわけだ。
さぁ、約20分が経過して油が十分に温まったら、串カツをアゲアゲしていこう!
うおぉ~……すげぇ。串カツが勢いよくジュワ~~~~~っと揚がっていく。すごいパーティー感だなぁ。とても自宅のテーブル上の光景とは思えない。テンションもジュワジュワとアガりまくる。
さて、そろそろいいかな。まずは豚串からいきましょう。当然、二度漬けは自ら禁ずるので、一発でソースをガッツリ漬けて……いただきます!
うっ、うめぇ!! しかも、めちゃくちゃ熱い!そりゃそうか。つい数秒前まで油の中に浸かっていたんだから。こんなに揚げたてほやほやの串カツを食べるなんて初めての経験だが、美味い。美味すぎる! 衣もサックサクで最高。お店で食べる串カツよりホットな分、本当においしい!
もうどんどん行っちゃおう!
続いては玉ねぎ串をパクリ。
とろっとろで美味い! めちゃくちゃ熱いけど、一度ソースにドボンッと浸けるから、火傷するほどではない。いや〜、これマジで超美味いぞ……!
しいたけ串も激うま! サックサクの衣としいたけの旨みが大爆発している。揚げたてのフライって、こんなにおいしかったのか……自宅で揚げ物なんて面倒くさいから避けてきたけど、こんなにカジュアルに食べられるなら大歓迎。いや、むしろ週2ペースくらいでやりたい!
エビ串に至ってはもはや神! 意味がわからないくらい美味い!
さて、こうなってくると、もっと幅広い揚げ物を楽しみたくなってくるな。
例えば……
揚げナス! ナスの素揚げ、大好きなんだよなぁ。これをテーブルフライヤーに付属していた専用フォークですくい上げ、そのままポン酢に漬けて……パクッ。
おいしい~(涙)。ナスのとろけるような甘みがジュワ〜っと広がる。ソースが続いていたので、ポン酢でサッパリできるのも嬉しい。
続いてはオクラもパクリ。
最高かよ! 外側はシャキシャキで歯ごたえあり。内側は茹でたときよりも粘り気が強く、食べごたえと旨みがスゴい。
さらに、変わり種として、冷凍餃子を冷凍のまま投入してみたところ……
これもめちゃくちゃ美味い! 皮はパリッパリかつサックサク、餡は超ジューシーでホックホク。もしかして、冷凍餃子の一番おいしい食べ方を発見してしまったのでは……
そういえば、家で一度やってみたかったことがあるんだけど、この機会にやっちゃおうかな。成功するかどうかは自信がないのだけど……
そう、自家製フライドポテトである。スーパーで買ったじゃが芋もマクドナルドのフライドポテトくらいの細さに切って、そのまま油につっこむだけ。ジュワ〜〜〜っといい音が鳴っているけど、美味しくなるのかな……ドキドキ。
カリッと揚がったポテトに塩の味の素を少々振りかけて食べてみると……
激ウマ!! 衝撃的な美味さだ! ハンバーガーショップなどで食べるポテトと違って、中身が少しモチモチしているのが特徴的だ。一度も冷凍していないからだろうか。フライドポテトって、自作でもこんなに美味しく作れるのか……。これからはヘビロテで献立に加えよう。
テーブルからほとんど動くこともなく、数時間の揚げ物パーティーを楽しめて大満足!! 油の温度調整も簡単で、どこでも気軽に揚げ物が楽しめる「テーブルフライヤー」。宅飲みレベルをドカンとアゲてくれるこのアイテム、揚げ物好きはぜひ導入を検討されたし!