J.D. Powerは米国時間の8月18日、「2022年米国クレジットカード顧客満足度調査」の結果を発表。同調査は2021年8月~2022年6月、米国のクレジットカード利用者2万7,819人を対象に、インターネットで実施した。

  • 顧客満足度ランキング(全国系部門)

クレジットカード利用者の総合満足度は、前年比+5ポイントの810ポイント(1,000ポイント満点)だった。総合満足度の上昇の理由は、「会員向けサービス/特典」「利用条件」「モバイルチャネル/コミュニケーション」などのファクターとサブファクターにおけるスコアが大幅に向上したことによる。顧客ロイヤルティを測る指標「ネット・プロモーター・スコア(NPS)」は前年比+4ポイントの46ポイント(100ポイント満点)、クレジットカード会社に対する信頼度も、前年比+6ポイントの828ポイントだった。

クレジットカード利用者の月間支出のうち、メインで使用するクレジットカードを支払いに用いる割合は42%だった。2019年の50%、2020年、2021年の47%から、利用シェアが低下している。

クレジットカード利用者の44%は、高額の買い物をする際にBNPLなどの柔軟な資金調達/分割払いローン、個人ローンなど、他の融資手段を検討すると回答した。BNPL(後払い決済サービス)は、これらの融資オプションの中で人気が高く、28%の顧客が高額の買い物をする際に検討している。

クレジットカード利用者の57%が、現在「財務的に健全でない」区分に分類され、この割合は前年比+4ポイントとなった。また、22%が「前年より経済状態が悪化している」と回答し、前年の18%から上昇した。

続いて、クレジットカード顧客満足度ランキングも発表した。直近1年間のクレジットカード発行会社に対する満足度を聴取したもので、「全国系部門」、「中規模部門」の2部門の結果を発表している。

全国系部門の1位は、「American Express (アメリカン・エキスプレス)」(848ポイント)で、同社は、3年連続で1位となっている。2位は「Discover (ディスカバー)」(841ポイント)、3位は「Bank of America (バンク・オブ・アメリカ)」 (818ポイント)だった。

中規模部門では1位は2年連続で「Goldman Sachs(ゴールドマン・サックス)」(843ポイント)だった。2位は「TD Bank(TD銀行)」(808ポイント)、3位は「Fifth Third(フィフス・サード・バンク)」「PNC、Regions Bank(リージョンズ・バンク)」(同点、806ポイント)となっている。

  • 顧客満足度ランキング(中規模部門)