俳優の立石俊樹が10日、東京・渋谷のSHIBUYA TSUTAYAで写真集『Vidoro』(発売中 3,300円税込 東京ニュース通信社刊)の発売記念イベントを行った。
2017年から公演されたミュージカル『テニスの王子様』で俳優デビューを果たしてから、舞台『MANKAI STAGE「A3!」』やミュージカル『「黒執事」~寄宿学校の秘密~』など人気2.5次元作品に出演して人気を集めている立石俊樹。近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』でティボルト役を、ミュージカル『エリザベート』や『太平洋序曲』の出演も控えるなど、今後の活躍が期待される俳優だ。その彼が1st写真集『TOSHIKI』以来、約2年ぶりとなる写真集を発売。レトロな異国情緒溢れる長崎の地に初めて足を踏み入れ、美しく重厚感のある写真の数々を収めるなど立石の魅力を凝縮した1冊となっている。
真っ白なスーツ姿でイベント会場に登場した立石は「とても満足した写真集になりました。前回の1st写真集から2年ぐらい経ちましたが、この2年間で大人になったんだなと客観的に見て思える写真集になりました」と自身の写真を見て成長を感じ取ったといい、「1枚1枚どんな写真が来るんだろうとワクワクしながらページをめくれると思います。映画のワンシーンのようになっていると思うので、繰り返し見ていただけたらと思います」とアピールした。
初めて訪れたというロケ地の長崎については「五島列島にプライベートジェットで行く予定でしたが、『着陸できません』と機内でアナウンスされた瞬間にみんな『えーー!』となりました(笑)」と残念がるも、「現地で初めてチャンポンを食べれたしすごく美味しかったです。雲仙でも幻想的な写真が撮れたので嬉しかったですね」と満足そうだった。
舞台を中心に活躍している立石だが、ドラマや映画に活躍の場を広げるなど今後の活躍が期待される若手俳優の筆頭株。今後の目標については、「今は自分が引っ張ってもらっている立場なので、いつかは胸を張って自分が引っ張っていけるようになりたいですね。演出家からもそうだし、安心感ある存在を目指していきたいと思います」と語り、「怒りの演技や挙動不審の演技、弟キャラだったり色んな役をやってきましたが、引き出しをもっと増やして色んな作品に出て皆さんに届けたなと思います」と抱負を語った。
続けて「自分にしかできないというか自分だからこの役が出来たとか、お客さんからこの役は僕にしかできないと感じでもらいたいですね。運とかチャンスもありますが、そういうものに巡り合って印象に残るような俳優になりたいと思います」と目を輝かせていた。