星野リゾート磐梯山温泉ホテル(福島県磐梯町)とJR東日本仙台支社は、「福島の福」をテーマにした特別列車「福がくるくるフルーティア」を11月に運行すると発表した。
「福がくるくるフルーティア」は、「フルーティアふくしま」と磐梯山温泉ホテルがコラボレーションした特別列車として運行。車内では、星野リゾートが開発したオリジナルのスイーツセットを用意し、地域の縁起物をモチーフにした器で提供する。
スイーツセットは、幸せを運ぶといわれる福島の郷土玩具「赤べこ」に扮したスタッフがサーブする。スイーツに合わせたフルーツ茶もあり、かつて駅弁のお供に使われていた「お茶ボトル」に入れて提供する。その他、車窓をバックに赤べこと一緒に記念写真を撮影できるブースなど、福島の列車旅を楽しめるしかけを用意する。
乗車前後のいずれかで磐梯山温泉ホテルに宿泊するプランとして発売。館内では、赤べこや起き上がり小法師など、会津に古くから伝わる縁起物作りを体験できる。オプションで福島のフルーツとお酒を楽しめる1日1組限定の特別ルームも。広さ104平方メートルのスイートルームに、さまざまな果物を盛り付けたドライフルーツセットと、利き酒師がセレクトした地酒を用意するという。
JR東日本びゅうツーリズム&セールスでは、11月4・21日出発の「福がくるくるフルーティア往路乗車コース」と、11月20日出発の「復路乗車コース」を発売。旅行代金は1室2~3名利用で2万2,300円から。「日本の旅、鉄道の旅」サイトなどで予約を受け付ける。募集人数は各36名。他に阪急交通社とクラブツーリズムも旅行商品を発売する。