ビクセンは10月8日と11月3日、ビギナー向けに毎月さまざまなテーマで行う「天体望遠鏡オンライン教室」を開催する。

  • 天体望遠鏡オンライン教室

今年の11月8日には、皆既月食と天王星食のダブル天体ショーがある。皆既月食中の月に天王星が隠される天王星食も同時に起こる非常に珍しい機会であるとのこと。貴重な機会であるが、肉眼や双眼鏡では天王星が見えないため、天王星食を観察するには天体望遠鏡が適しているという。

  • 観測点を旧東京天文台(東京都港区麻布台)、観測時刻を観測点での現象時刻(日本標準時、UT+09h)として算出

今回開催する同イベントでは、「天体望遠鏡を持っているが使い方がわからない」「購入したいけれど使えるかが不安」といった天体望遠鏡ビギナーを対象に、ビクセンの天体望遠鏡製品の使い方や楽しみ方をレクチャーする。「質疑応答タイム」では、参加者から寄せられた質問ひとつひとつに講師が丁寧に答える。

10月8日には、「はじめての天体自動導入機~SXD2赤道儀~」を開催。自動導入機能を兼ね備えた本格タイプの赤道儀「SXD2赤道儀(STAR BOOK TENコントローラー仕様)」を解説機種に用いて、基本セッティングと操作方法を解説する。基本セッティングでは、組み立てやバランスのとり方、極軸合わせのコツを、操作方法では、STAR BOOKTENコントローラーの使い方をメインにレクチャー。11月8日の皆既月食の撮影方法のポイントも紹介する。時間は15:00~16:30。

募集期間は、9月6日~10月3日。定員に達し次第、受付終了。

  • 本格タイプの赤道儀「SXD2赤道儀(STAR BOOK TENコントローラー仕様)」を解説機種に用いる

11月3日には、「ポルタで楽しむ皆既月食~ポルタII A80Mf~」を開催。初心者におすすめの経緯台ポルタII A80Mfを解説機種に用いて、組み立て・観察、皆既月食の楽しみ方、スマートフォンでの月食撮影を伝える。すでに経緯台を所有している人は、手元に機材を用意し、一緒に組み立てながら学ぶこともできる。時間は15:00~16:30。

募集期間:9月6日~10月27日。定員に達し次第、受付終了。

  • 初心者におすすめの経緯台ポルタII A80Mfを解説機種に用いる

各回とも定員15名、受講料は3,300円。