9月8日、JR東京駅構内八重洲北口改札外グランスタ八重北1階「八重北食堂」に「日式台湾食堂 WUMEI(ウーメイ)」がオープンします。台湾の屋台料理の味を日本人好みにアレンジしたという同店。今回は、店内の様子や料理のお味をレポートします。
同店を運営するのは創業53年の中国料理店「名鉄菜館」を営むメイフーズ。昨年渋谷にオープンした台湾屋台デリ「日日包(ニチニチパオ)」をアップデートしたお店だということです。
イメージは台湾屋台
店名は中国語で「品質が良く値段が安い」の意味を持つ四字熟語「物美價廉 (ウーメイジィァリエン)」から取った名称。ロゴには台湾の国花である梅があしらわれています。
店内はモルタルやタイル、オーク調のウッドなどを用いて本場の屋台に近い内装で、カウンター席もありおひとりさまでも気軽に入りやすい雰囲気です。
料理をご紹介
目玉となる商品は「カラスミ炒飯」(単品1,650円)。台湾名物のカラスミがたっぷりとかかっていて、運ばれた時から香ばしいかおりが漂ってきます。
パラパラの炒飯と具材にカラスミがよく絡み、食べ応えたっぷりの一品です。ちなみに、ディナーではプラス550円で「追いカラスミ」もできます。
台湾屋台でおなじみの「麺線」(単品550円)もかつお出汁で日本風にアレンジ。とろみがあるスープと細い麺はするすると口の中に入っていきます。豚モツやひき肉など具材もしっかりと入っています。優しい味わいはお酒の後の〆にも良さそう。
キレイな薄ピンク色の餃子は「ウーメイ水餃子」(単品440円/5個入り)。店舗のロゴにもなっている梅の実を生地に練りこんでいるそうです。
具材にしっかり味がついているのでこのまま食べられますが、お好みでラー油を少しつけるのもオススメ。「名鉄菜館」から受け継がれるもちもちの皮が絶品です。ちなみに梅の味はしません。
そして台湾屋台と言えば「ルーロー飯」(単品880円)ですよね。濃いめに甘辛く味付けされた豚肉とご飯は相性バツグン。お肉とほうれん草やたくあん、ご飯をスプーンに乗せて大口でパクっといきましょう。
メニューを見て筆者が気になったのが、「のび~る杏仁」(330円)。運ばれてきたものは一見普通の杏仁豆腐ですが、「納豆みたいに混ぜちゃってください」とのこと。言われた通り混ぜ混ぜしていくと……
のびた!! 杏仁豆腐にどんどん粘り気が出て、おもちのようにびろ~んとのびました。新感覚! もちもちの杏仁豆腐、すごく美味しかったです。
また料理のほか、店内の冷蔵庫には台湾のドリンクもずらりと並んでいます。スマホから注文して自由に取るというスタイルも、屋台っぽくて楽しいですね。
オープンキャンペーン開催
ランチタイムは、ルーロー飯とからすみ炒飯から選べる「飯・麺セット」(1,320円)と、坦仔麺、担々麺、からすみまぜそばから1品と水餃子の「麺セット」(1,265円)など。どちらも小鉢が2つつきます。
ディナーは単品中心で、330円の小鉢や点心、がっつりご飯まで豊富に取り揃えています。
なお、オープン記念キャンペーンとして、9月6日~12日までにウーメイLINE公式アカウント(@wumei_tokyo)を友達登録すると、ランチが500円になるクーポンを配信。利用期間は9月8日~30日のランチ帯(11~15時)となっています。
さらに9月8日~12日の期間、17時以降のディナー帯で食事をした人全員に、ディナー1,000円割引券(2,200円以上で利用可)を配布。こちらの利用期間は9月8日~10月31日となっています。
テイクアウトも充実していて、ランチや仕事帰り、また新幹線への持ち込みにも使えそう。新しい“日式台湾料理”、ぜひ体験してみてくださいね。
■information
・店名:日式台湾食堂「WUMEI(ウーメイ)」
・所在地:東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内八重洲北口改札外1階「八重北食堂」内
・営業時間:11~23時
・客席数:43席