Endianが展開するリラクゼーションドリンクブランド「CHILL OUT(チルアウト)」は、睡眠に関する調査を実施、9月1日に発表した。調査は全国の20~39歳の有職者(パート・アルバイトをのぞく)500人を対象に、8月25日~28日の期間、Webアンケートにて行われた。

「始業時の疲労感や眠気を感じているか」という問いには、約83%の人が「月に1回以上」と回答。「ほぼ毎日」と回答した方も約27%にのぼり、多くの方が朝から疲れのある状態で仕事を始めていることがわかった。

「起床時に疲労感や眠気を感じる」と回答した方に、「疲労感や眠気を感じる理由」として思い当たることを聞いたところ、約42%が「睡眠時間が短いとき」と回答。さらに約41%が「特に理由はなく、日常的に感じる」と答え、慢性的に睡眠に課題を感じていることが判明。さらに「なかなか寝付けなかったとき(約31%)」「就寝時間が不規則なとき(約22%)」 睡眠中に何度も目が覚めてしまうとき(約20%)」などの理由も続き、多くの悩みがあることが明らかになった。

また早稲田大学睡眠研究所の西多昌規所長監修のもと、「就寝前の自由時間に行っていること」のうち"睡眠に良くないこと"についてピックアップしたランキングも発表された。睡眠にとっては良くないにもかかわらず、多くの人が行ってしまっていることとしては、「TV・動画を見る(約59%)」で、次いで「SNSを見る(約52%)」「ゲームをする(約28%)」「食事・飲酒(約26%)」を行なっている人が多いことがわかった。" 睡眠に良いこと"で最も多く行われていたのが「入浴(湯船につかる)(約25%)」であったことと比較すると、"睡眠に良くないこと"を行なっている人の方が多く、睡眠の質に課題をもたらす原因のひとつと考えられる。

早稲田大学睡眠研究所の西多所長は「『TVやスマホなどの明るい画面を見つめる』『SNSにのめり込んで気分がたかぶる』といった脳と身体を刺激する行動をとると、眠りに入りづらくなり、睡眠の質が下がってしまいます。寝つきをよくするには、就寝前にクールダウンして、副交感神経の活動を高める時間を十分にとることが必要です。入眠する約60~90分前にぬるめのお風呂やシャワーを浴びる、少し部屋の照明を暗めにして、リラックスできる音楽やラジオを聞く。こういった行動は、入眠をスムーズにし、睡眠の質を良くする習慣です」とコメントを寄せている。

また、睡眠前の飲食についても言及。「夕方から寝る前にかけてのカフェインやニコチン摂取は、覚醒作用があるためおすすめできません。『睡眠に良いものを使いたい』という人にとってリフレッシュできる市販飲料は推奨できる生活習慣です。たとえばアミノ酸の一種であるL-テアニンは、ホッとできる効果を持つことが示されています。眠りが妨げられやすい現代人にとって、このような手軽に取り入れられるドリンクも、推奨される習慣です」。

最後に「自身の睡眠状況の分析結果について、機会があれば詳しく知りたいか?」という質問には約64%が「はい」と回答、また「起床時の疲労感や眠気を軽減するドリンクを試してみたいか」という質問には約54%が「はい」と回答。睡眠の質を向上させたいと約半数の人が感じていることが分かる結果となった。