くりっとした目やピンク色のくちばしなど、愛くるしいビジュアルが特徴的な文鳥。そんな文鳥たちの羽毛にも、人間と同じように個性があることをご存知ですか?

現在Twitterで話題となっているのが、フワッフワの毛並みを持つ文鳥を紹介した一枚の写真。切り絵作家の小川真央(@torikameinu)さんが投稿したツイートに、1.3万件以上のいいねが集まっています(9月1日時点)。

フワフワすぎて内臓か皮膚の病気だろうかと心配して小鳥専門獣医さんに診てもらったら、毛深いクセっ毛と言われた健康文鳥、爪を切って足元すっきり仁王立ちです。(@torikameinuより引用)

  • (@torikameinuより引用)

飼い主である小川さんの手の上でキリっと仁王立ちをする7歳の文鳥。引用リツイートには、「鳥にもくせっ毛ってあるのか…」「文鳥にも『毛深い』『クセっ毛』があるって初めて知りました」「なんならムキムキに見えるw」など、鳥の毛に個体差があることや、筋肉のような毛並みに驚く方の声が多数寄せられています。

小川さんに聞いたところ、この文鳥の毛がフワフワになったのは5歳頃から。文鳥はツヤを出すため尾の付け根に分泌するオイルを羽に塗る習性があるものの、どうやら体が固いようで「塗るのをサボっている気がします」とのこと。

なお、文鳥自身は毛並みを気にすることはなく、毎日を楽しく過ごしているそう。ツイートへの反響のなかには「ちょっとの違和感でも迷わず病院に行ける 親の鑑」と、小川さんの愛情あふれる対応を称賛する声もみられました。

ちなみに、小川さんの文鳥愛はお世話のみにとどまらず、ご自身の創作活動や、ついには競馬レースの協賛者になるほど。個展なども開催されている小川さんが制作した美しい鳥の切り絵には、モデルである文鳥も思わず見入っています。

こちらは、帯広ばんえい競馬で8月20日に行われた協賛レース「文鳥よ千年生き宇宙を翔べ杯」。小川さんが協賛者として名前を付けたこの競馬レースは、Twitterのトレンドに「#文鳥よ千年生き宇宙を翔べ杯」のハッシュタグが入ったり、ラジオやネットニュースで取り上げられたりするなど、多方面から注目を集めました。


さまざまな活動を通して文鳥への愛とかわいらしさを多くの人へ届けている小川さん。ご自身のTwitterでは、文鳥と過ごす日常の様子を、写真や文章を用いて発信されています。

すでに鳥がお好きな方も、文鳥の「毛深いクセっ毛」が気になり始めた方も、小川さんのTwitterや作品で心癒やされる文鳥の世界に浸ってみてはいかがでしょうか?