乃木坂46、3年ぶりの明治神宮3DAYSでツアー完走　全7都市延べ21万人動員

アイドルグループ・乃木坂46が、8月29日～31日に東京・明治神宮野球場で「乃木坂46 真夏の全国ツアー2022」を開催。3日間で10万5,000人を動員し、ツアーファイナルを迎えた。

「乃木坂46 真夏の全国ツアー2022」を開催した乃木坂46

グループとして夏の恒例となっている同ライブツアーは、大阪公演を皮切りに全7都市を巡り、聖地・明治神宮野球場でツアーファイナルを迎えた。2020年は緊急事態宣言によりツアーが中止になり、昨年は「東京オリンピック」で会場が使用できなかったため、同会場でのライブ開催は3年ぶりとなった。

31日のツアーファイナル公演は、この日発売となった30thシングル「好きというのはロックだぜ!」からスタート。センターを務める賀喜遥香が、「タオルを一緒に回してください!」と声を上げ、ファンとともに会場を盛り上げた。続けて「夏のFree＆Easy」「ガールズルール」「裸足でSummer」と夏ソングを連続でパフォーマンスし、会場のボルテージを一気に引き上げた。

中盤には、期別にパフォーマンスが行われ、グループに加入してから半年が経過した5期生、4期生、3期生と、30thシングル収録の新曲を披露した。そして、1期生と2期生の5人のみでパフォーマンスした「君の名は希望」では、代表曲を後輩たちへ受け継いでいくシーンも垣間見え、グループが世代交代していく模様が映し出された。

終盤に突入すると、29thシングル「Actually…」のほか、アッパーな楽曲を中心に展開。最後のMCで「今回の全国ツアーでは色々な愛を感じる事が出来ました。毎公演が本当に楽しかったんですが、時にはつらく感じた時に、先輩や同期そして後輩のみんなにも助けられ愛を感じました」と語った賀喜。さらに「スタッフの皆さん、そしてファンの皆さんにも見守られ、こんなに愛にあふれている場所は他にありません。この場所をこれからも大切に守り、後輩のみんなに繋げていきたいと思います。私は愛の詰まった乃木坂46が大好きです。大好きな気持ちと感謝の気持ちを込めて、歌いたいと思います!」と涙ながら思いを伝え、自身が初めてセンターを務めた28thシングル「君に叱られた」を披露し、同会場恒例の460発の花火とともに本編は終了した。

アンコールでは、全メンバーが球場内を縦横無尽に動き回り「ダンケシェーン」、そしてグループを象徴する「乃木坂の詩」を披露し、「乃木坂46 真夏の全国ツアー2022」は幕を閉じた。

今回のツアーで全7都市15公演を行い、延べ21万人を動員した乃木坂46。1期生の秋元真夏・齋藤飛鳥らが健在ぶりを発揮しながらも、副キャプテン梅澤美波や山下美月・与田祐希・久保史緒里を中心とした3期生、30thシングルセンター賀喜遥香、そして遠藤さくらを中心とした4期生、またグループに加入してまだ半年しか経過していない5期生も、堂々のパフォーマンスを見せ、次世代を担う若手メンバーの飛躍を感じさせた。

■乃木坂46「乃木坂46 真夏の全国ツアー2022」8月31日ツアーファイナル公演セットリスト

M1:好きというのはロックだぜ!
M2:夏のFree＆Easy
M3:おいでシャンプー
M4:ガールズルール
M5:裸足でSummer
M6:絶望の一秒前
M7:バンドエイド剥がすような別れ方
M8:I see…
M9:ジャンピングジョーカーフラッシュ
M10:思い出ファースト
M11:僕が手を叩く方へ
M12:海流の島よ
M13:会いたかったかもしれない
M14:ロマンスのスタート
M15:君の名は希望
M16:君が扇いでくれた
M17:太陽に口説かれて
M18:魚たちのLOVE SONG
M19:ごめんねスムージー
M20:孤独な青空
M21:Sing Out!
M22:あの日僕は咄嗟に嘘をついた
M23:Under's Love
M24:ごめんねFingers crossed
M25:Actually…
M26:深読み
M27:太陽ノック
M28:空扉
M29:ジコチューで行こう!
M30:君に叱られた