モニタスは8月25日、「電気自動車に関する調査」の結果を発表した。調査は7月15日、全国20代〜60代の自動車保有者を対象としたインターネットリサーチ3,000人を対象に行われたもの。
まず、車を買い替えるタイミングについて聞いたところ、3年以内に買い替える人は25.3%という結果となった。
この3年以内に車を買い替えたいという762人に対し、次に買う予定の車の種類について尋ねると、トップ2はガソリン車(レギュラー)とハイブリッド車でそれぞれ4割弱となり、合計で7割以上を占めた。一方で、電気自動車は全体の10.6%に。
3年以内に車の買い替え予定がある人のうち、電気自動車に対して合わせて84.4%が興味を持っている事が分かった。うち、41.5%が「購入したいと思う」、42.9%が「興味はあるが、購入したいと思わない」と回答し、購入意向は割れる結果に。
購入したいと思う電気自動車のメーカーについて尋ねると、1位は「トヨタ(トヨタ自動車)」で29.4%、2位は「日産(日産自動車)」で23.4%となった。電気自動車市場で近年人気を誇る「テスラ」は3位に続くものの、5.7%にとどまっている。
電気自動車を購入したい理由について、トヨタ、日産とその他国産車、その他外車の4項目別で尋ねてみた。すると、国産車は共通して「信頼・安心感があるから」「環境にやさしそうだから」「メーカー・ブランドが好きだから」「国産だから」といった意見が上位に。
一方で、外車では「おしゃれ・かっこいいから」「メーカー・ブランドが好きだから」「ステータスになるから」が上位となっている。
最後に、電気自動車を購入したくない・興味がない人に、その理由を聞いてみた。すると、「充電スポットが少なそうだから」が51.1%で最も多く、次いで「車両代金が高い(高そう)だから」が46.6%、「走行距離が短そうだから」が41.5%で続いた。