恋愛を楽しむ相手と、一生のパートナーとなる結婚相手は別とはよく聞く言葉。実際のところ、どうなのでしょうか。今回は全国の既婚男女を対象に実施したアンケート調査の結果をご紹介します。

結婚相手と出会ったきっかけ「同じ職場」が1位



結婚相手とはどのようにして知り合ったのか尋ねたところ、最も多い回答は「同じ職場」(28.5%)でした。2位は「友達の紹介」(21.7%)」、3位は「婚活サイトやアプリ」(9.9%)となっています。

知り合った際の第一印象について聞いてみると、68%が「とても好みだった」「それなりに好みだった」と答えています。一方、「あまり好みではなかった」「まったく好みではなかった」は32%でした。

7割以上が「結婚相手はこれまで交際していた相手とタイプが違う」



結婚相手は過去に交際していた人と比べてタイプは違うか尋ねると、「違った(「まったく違った」「やや違った」の計)」が77.4%。「同じだった(「大体同じ」「まったく同じ」の計)」(22.6%)よりも、3倍以上多くなっています。

具体的にどのような違いがあったのか聞いてみると、「同い年の人としか交際していなかったが、年上で頼り甲斐がある人と結婚した(20代/女性/パート・アルバイト)」「それまでは男らしく強気で明るい人が多かったが、結婚相手は優しくて繊細で頭の良いタイプだった(30代/女性/専業主婦)」「過去に付き合っていた人は全員個性的だったが、結婚相手は普通すぎるくらい特徴のない人(40代/女性/自営業・自由業)」などの声が集まりました。

結婚相手との交際で不安だったこと「価値観が同じか」



これまでとは全く違うタイプの人と交際することになり、不安はあったのか尋ねたところ、57.6%が「とてもあった」「ある程度あった」と答えています。42.4%は「あまりなかった」「まったくなかった」と回答しました。やや不安を感じていた人が多いことがわかりました。

具体的にどのような不安だったか聞くと、最も多い回答は「価値観が同じか」(51.3%)でした。次いで「性格が合うか」(44.8%)、「お互いを理解し合えるか」(31.2%)、「相手と結婚できるか」(28.6%)と続きます。

どのような方法で不安を解消したか聞いてみると、「小さな喧嘩をきっかけに何度も話し合いをした」「何回かデートをして喋っていくうちに、考え方とかお互いに理解できた」「相手と合わない部分を自分に合わせるのを諦めた」といった声が寄せられました。

9割が「結婚相手は外見より中身」と回答



結婚する相手は外見より中身で判断すべきか聞いてみると、88.9%が「とてもそう思う」「ある程度そう思う」と答えました。

今回の調査では、7割超が過去に交際していた相手と結婚した相手のタイプは異なると回答しました。最初は交際に不安を感じても、時間を重ねるうちに相手を深く理解するようになった人が多いようです。


<調査概要>
調査内容:「結婚相手の見極め方」に関する調査
調査期間:2022年6月23日(木)~2022年6月24日(金)
調査方法:インターネット調査
調査人数:1,013人
調査対象:全国の既婚男女
モニター提供元:ゼネラルリサーチ