お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏が、読売テレビのバラエティ特番『漫才Lovers』(15:00~※関西ローカル、見逃し配信あり)で、千鳥・ノブの代役として大悟と共にMCを務める。

  • 左から大悟、津田篤宏=読売テレビ提供

見取り図・アキナ・チュートリアル・笑い飯・COWCOWら漫才師たちが本格派漫才を披露する同番組。ノブの代役MCとして抜擢された津田は最初のVTRフリから噛みまくり、大悟の容赦ない追い込みが入る。

最初のトークコーナー「金の卵Lovers」では、漫才界の未来を担う「金の卵」たちを紹介する。笑い飯が訪ねたのは、大阪市の西淀川区にある「こどもお笑い道場」。道場では小学校1年生から6年生まで約20人の生徒がそれぞれコンビやトリオを組み、サンパチマイクが立つ本格的な舞台で漫才の稽古をしている。皆「M-1グランプリ」にも出場経験があり、2回戦まで進んだという強者も。ネタ帳も作っており、コンビの掛け合いがしっかりと書き込まれたノートに笑い飯も驚く。道場を主宰するのはミルクボーイとゆかりのある人物で、「子供たちの想像力を育む場所を作りたい」との思いで道場を開き、無料で指導しているそう。笑い飯もそんな金の卵たちのネタを見せてもらうことに。兄弟コンビの夏をテーマにした漫才を見た西田は、「斬新やな……」と思わずうなる。そしてM-1チャンピオンである笑い飯の2人から子供たちにメッセージ。NSCや大学でも授業を行う哲夫が、真剣にアドバイスを送る。さらに金の卵たちが別スタジオに集合し、第一線で活躍する売れっ子漫才師たちに「売れた理由は?」「今までで一番すべったネタは?」など大人では聞きにくい質問を連発。プロの漫才師たちはどう答えるのか。

もう1つのトークコーナー「漫才愛Lovers」では、芸歴15年目の正統派漫才師・令和喜多みな実の河野良祐と野村尚平に密着。かつては「プリマ旦那」のコンビ名で活躍しており、大悟は当時「コンビ名がおもろないなあとは思ってたけど、器用な感じはあった」と彼らのイメージを明かす。若くして華々しく世に出たものの、実は解散寸前だったという2人の軌跡を密着VTRで紹介する。結成2年目で早くも「M-1」準決勝に進出。その後すぐに関西の漫才賞レースの決勝常連となったプリマ旦那。テレビ番組のレギュラーも次々と獲得していた当時の勢いを、先輩のアキナが証言する。だが、一方で仕事に対する考え方の違いからくるコンビ仲の悪さも有名で、街ぶらロケ中に確執が勃発したことも。不仲の噂は広まり、レギュラーは次々終了。そんな頃漫才に集中したい河野に対し、野村は以前から挑戦したかった芝居の執筆や落語の創作活動を開始する。冷戦状態が4、5年続き、ついに結成11年目で解散を切り出した河野。しかし野村の返事は……。その後12年目の2019年になぜコンビ名を改名したのか、理由とともに、それぞれの才能が開花し各界で絶賛される現在の活動を紹介する。

スタジオでは、先輩の藤崎マーケット、アキナ、1期上の見取り図が令和喜多みな実にまつわるエピソードを披露。プリマ旦那時代に劇場で目撃された冷戦が明らかになる。さらに「藤崎マーケットの2人も、仕事以外でしゃべってるの見たことない」とタレコまれ、トキは「確かに田崎のTwitterを、僕はブロックしてます」と暴露。「ロケ写真を使った告知とかで、なぜか毎回僕の顔をカットするんです。あれ何!?」と不快感をあらわにし、“藤崎不仲説”の検証が始まる。田崎も「一番最初に僕を切り離したのはトキなんです」と反撃する。