女優の池田エライザと俳優の矢本悠馬が、日本テレビ系ドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(10月スタート、毎週土曜22:00~)に出演することが24日、明らかになった。

  • 矢本悠馬(左)と池田エライザ=日本テレビ提供

同ドラマは、研修医・諏訪野良太(玉森裕太)が研修先の様々な科で「人の顔色を読む」という特技と、カルテを読み解くことによって、それぞれに問題を抱えたワケありの患者たちと真摯(しんし)に向き合い、彼らの抱えた秘密を見破るハートウォーミング・ミステリー。池田と矢本は、諏訪野の同期研修医を演じる。

池田演じる曽根田みどりは、同期一優秀で、プライドが高く気も強い才女で医学オタク。何かと研修医仲間の血を採って調べようとすると変わった一面もある外科志望の研修医だ。

矢本の演じる冴木裕也は、医師としての仕事だけではなく、合コンや趣味にも勤しむリア充で現実主義のザ・イマドキ研修医。優秀な外科医の父を持ち、幼い頃から医者になるのが当たり前だと思い、なんとなくそのまま医者になったが…という役どころとなっている。

コメントは、以下の通り。

■池田エライザ
このドラマには天才が誰ひとり出てこなくて、みんなどこか人間らしい未熟さや不完全さを抱えた普通の人たちです。そんな医者たちがそれぞれのやり方で患者に向き合い、心の謎を解き明かすことで彼ら自身も成長していきます。人と人との心のつながりを描いた、温かい気持ちになれるドラマだと思います。
私の演じる曽根田みどりという役は、成績はすごく優秀なんですが、完璧主義を追い求めるがゆえに余裕がなかったり、手際がいいように見えて、実はすごく遠回りをしていたり…どこか不器用な面も持ちあわせている女性です。
彼女の人間らしくて、愛らしい部分をたくさん見つけてお届けできたらなと思いますし、患者さんと関わっていくことによって彼女がどう変わっていくのか、私自身も楽しみです。ぜひ、放送を楽しみにお待ちください。

■矢本悠馬
医師役はいつかはやってみたい役の一つだったので、白衣に初めて袖を通したときにテンションが上がりました(笑)。僕の演じる裕也は諏訪野の親友であり、医者の家に生まれて、なんとなく医者になってここまで来ました。僕も俳優になる事が将来の夢だったわけではないこともあって、裕也の「なんとなくさ」みたいなものは少し分かります。
一方で、自分の夢じゃないことでも、そうじゃないなりに向き合い続けていくことで、それが自分の人生にとって大事なものに変わっていくことだってあるなとも感じていて、彼にもそういう事が起きたりするのかな、なんて考えたりしています。
あと、裕也は普段はふざけているように見えますけど、自分が与えられた仕事に対しては誠実に、手を抜かずに、一生懸命向き合えるやつです。演じていく上で、そこのギャップを大切にしていければと思っています