女優の清原果耶が、10月スタートの日本テレビ系ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』(毎週日曜22:30~)に主演することが18日、明らかになった。

  • 清原果耶=日本テレビ提供

相沢沙呼氏による累計50万部突破のヒット小説『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(講談社文庫)が原作のこのドラマは、“霊が視える”という能力を持つ城塚翡翠(じょうづかひすい/清原)が、死者からのヒントを頼りに「霊媒探偵」として難解な事件と向き合っていく物語。霊視には証拠能力がないため、誰からも信じてもらうことができないが、どんな方法で事件を解決に導くのかが見どころとなる。

ドラマ化の発表に際して、イラストレーター・遠田志帆氏が描いた原作表紙イラストをオマージュした、清原の撮り下ろしショットも公開。手に巻かれたスカーフまでが再現されたこだわりのビジュアルとなっている。

コメントは、以下の通り。

■清原果耶
――原作を読んでの感想は?
とても面白くて、最初から最後まで一気に読んでしまいました。伏線がたくさんあり、「あ、ここも?」「これもだ!」と、ずっとドキドキハラハラしっぱなしでした。出てくるキャラクターがみんなくせ者で面白く、ドラマ化されたら絶対に楽しいだろうと感じたので、頑張らなければと思っています。

――城塚翡翠という主人公の魅力をどう感じましたか?
霊媒師として存在する翡翠は、一見とてもミステリアスで近寄りがたいのですが、その一方で、身近な人に見せる、天真爛漫でどこかおっちょこちょいなところや、この子を守ってあげたいと思ってもらえるような部分も持ち合わせています。そういった女性像の演じ分けが、今から楽しみです。

――今日初めて翡翠の衣装・メイクでカメラの前に立ったかと思いますが、感想はいかがですか?
こういう(女の子らしい)服を着る役はこれまで演じたことがなかったので、新鮮な気持ちです。メイクも今までにないくらいしっかりしたメイクなので、それがとても楽しいです。翡翠の特徴である緑の瞳はカラーコンタクトで作るので、似合うかなと不安ではあったのですが、今日つけてみて少しずつ馴染んできているように感じています。今回は原作もありますし、いろんなところから情報を得られるので、ここから城塚翡翠の中身を詰めていくのが私の役目だと気を引き締めています。

――城塚翡翠は“霊が視える”という能力を持つキャラクターですが、清原さんはご自身に不思議な力を感じたり、不思議な体験をしたことなどはありますか?
ここぞというときには必ず天気が晴れるパワーを持っている気がします。先日、絶対に晴れていなければならない日の出のシーンの撮影があったのですが、2日連続、晴れました! 

――最後に、この作品を楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
原作がとても面白いので、それと合わせてドラマも楽しんでいただけたらいいなと感じています。もちろんドラマならではの表現であるキャラクター像や、画の美しさ、心理描写なども、とても綿密に作られていくと思うので、ぜひ10月のスタートを楽しみにしていただけたら嬉しいです。

■古林茉莉プロデューサー
このドラマの主人公・城塚翡翠。まだ言えないことが多いのですが、ここだけの話、とてつもなく面白いキャラクターです。
小説発売当時、表紙に描かれた主人公の姿に惹かれ本を手に取り、あまりの面白さに鳥肌が立ちました。そして今回、役をまとった清原さんを見た瞬間に、あの城塚翡翠がついに現実世界に舞い降りてきた!と再び鳥肌が立ちました。清原果耶さん、恐るべき女優です…! 
清原さんご自身、透明感に溢れ、画面のなかにどこか神秘的な雰囲気をまとった、まだ20歳とは思えない不思議なオーラのある役者。いつかご一緒したいと願っていましたが、ついにオファーが叶いました。城塚翡翠というキャラクターの持つミステリアスさをしっかりと表現していただき、これはもはや鬼に金棒…きっと皆さんもまだ見たことのない、新しい清原果耶さんがたくさん詰まった作品になるはずです。我々も今からワクワクが止まりません!
緻密に構成された素晴らしい原作をもとに、はっと驚く体験がぎゅっと詰まった<サプライズなドラマ>をお届けできればと思います。探偵ドラマ史に新たな名を刻むであろう最強ヒロインの物語を、スタッフ一同一生懸命製作中ですので、ぜひご期待下さい。